人前でひどく緊張する?それって対人恐怖症かも

あなたは、人前に出る時や、会議などの集まりの時、とても緊張したりしませんか?ある程度の緊張は普通なことなのですが、「もう、どうしていいかわからない!」というぐらい動揺したり、かなりの不安を感じているとしたら、それは対人恐怖症かもしれません。

 

■人と話すときに手が震えたら…?

 

対人恐怖症とは、周囲の人から見られている自分を必要以上に意識して、常にどのように思われるか、という不安感を抱いてしまい、人との接触を避けようとしてしまう症状のことです。

 

そのため、人と接触するときに、日常生活もままならないほどに緊張してしまい、手が震えたり、顔が赤くなったり、電話がとれなくなったりもしてしまいます。

 

主に職場や学校などで強く症状が出てしまう病気です。

 

見た目はごく普通に会話も出来たりするので、周囲からは、緊張していることに気づかれない場合も多々あります。

 

この対人恐怖症に悩む人は女性が多く、男性の役2倍とも言われています。

 

特に20〜40代は、就職して社会に出ることで、新しい環境や責任に戸惑ったり、結婚や出産などで、母親同士の人間関係に悩まされる時期でもあります。

 

そのため、今まで感じたことのないプレッシャーや緊張、トラブルなどによる苦痛を体験します。

 

 

■こんな症状、ありますか?

 

初期の症状としては、職場や学校での知り合いとの会話で緊張してしまい、コミュニケーションの取り方がわからなくなります。そして他人の視線が気になったりします。

 

また、日常生活では問題ないものの、大勢の人の前で話すときに、頭の中が真っ白になったりします。変に汗をかいたり、赤面したりして、そういう自分を恥ずかしいと感じます。

 

■真面目な人ほど要注意!

 

原因は様々ありますが、その人本来の性格もひとつの要因です。真面目、神経質、人見知りなどのタイプの人が要注意です。

 

また、幼い頃の体験も影響していると言われています。

 

たとえば、学校で叱られている友人を見ていて恐怖心を抱いた経験があったり、注目されるような場面で失敗して笑われたことがあったり、また、何か問題につまずいた時に、誰からも何もフォローを得られなかったようなつらい経験が原因になることがあります。

 

■4つの主要なタイプが

 

こうした対人恐怖症の症状は、以前は「気の持ちようだ」などとあまり理解されませんでしたが、現在では社会不安障害(恐怖症)とされています。

 

主な症状のタイプは次のとおりです。

 

・赤面恐怖 人前に立つと顔が赤くなる

・スピーチ恐怖 会議や披露宴などで、 スピーチをする際、強いプレッシャーと緊張を感じる

・視線恐怖 人に観察されている気がするなど、他人の視線が怖くなる

・会食恐怖 食べているところを見られていると食べられなくなる

 

■無理に人の輪に入らなくてもいい

 

対人恐怖症の本人は自分からなかなか助けを求めることができない場合が多いという事実があります。それゆえ、ひきこもりになってしまう可能性があります。

 

なので、周囲がそのような状態に悩んでいる本人に気づき、適切な治療を受けられるように手助けをしてあげることも大切です。

 

本人に関して言えば、無理に人の輪の中に入っていかなくてもいいのだということを心に留めておくと良いでしょう。また、自分が人と楽しく話しているところを想像して、イメージトレーニングすることも効果があります。

 

日常生活に支障があるような場合は、早めに専門家に相談し、薬物療法や、認知行動療法などを併用しつつ、不安に対する付き合い方を変化させていきながら、対人恐怖を軽減させていきましょう。

 

とにかく、無理はしないこと。

 

そして、どうして自分がそんなに他人に恐怖心を抱くのかを、一度ほりさげてよく考えてみましょう。それは、意外なきっかけだったとわかるかもしれません。

 

それに気づいたら、自分が職場や学校などの人間関係の中で、リラックスできるよう、前向きに対処を考えてみましょう。

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