
これ、なんて読む!?身近な動物の名前「膃肭臍」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「膃肭臍」です。
「膃肭臍」の読み方は?
肉や体を表す部首「月(にくづき)」がついた漢字が並ぶことから、体に関連する言葉だと推測した人がいるかもしれませんが、実はこの漢字はある動物の名前を表しています。その動物は一年の大半を海中で過ごすアシカ科の哺乳類です。
「膃肭臍」はアシカ科なので「アシカ」によく似ていますが、アシカよりも体毛が濃く、ビロードのような光沢のある黒色、茶褐色の毛並みが特徴です。
正解は……
「おっとせい」です。
「膃肭臍」を辞書で引くと、このように記載されています。
アシカ科の哺乳類。体長は雄が約2メートル、雌が約1メートル。頭は丸く、四肢はひれ状で、全身に刺毛と綿毛が密生。北太平洋に分布し、夏、小さな島に多数集まり、一夫多妻の集団をつくって繁殖する。毛皮は良質だが、国際条約によって保護されている。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
なお、日本語・漢字検索サイト「漢字ぺディア」では、「膃」も「肭」も「膃肭臍」に用いられる字として紹介されています。なお「膃」と「肭」で表される「膃肭(オツドツ)」という言葉は肥えてやわらかい、肥える様を表すものです。「臍」は訓読みで「へそ・ほぞ」と読みます。腹の中心部にあるあの“へそ”です。音読みで「セイ・サイ」と読みます。
「膃肭臍」の由来ですが、オットセイはアイヌ語で「オンネウ・オンネプ・オンネップ」と呼ばれており、まず、これが中国で「膃肭」と音訳されました。中国ではオットセイの陰茎が強精剤として珍重されていました。陰茎がへそ(臍)に近い位置にあることから「臍」の字が当てられ、その薬名が「膃肭臍」です。「膃肭臍」という薬名が日本に入り、そのままオットセイを当てる漢字として用いられるようになりました。
参考文献:デジタル大辞泉、漢字ぺディア
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