40代女性が自分の親とうまくつきあうコツって?

スポンサーリンク

キャリアカウンセラーとして、女性のさまざまなキャリアに関わってき小島貴子先生が、アラフォー世代のさまざまな悩みに答える新連載『女のキャリア一刀両断!』。キャリアを重ねてきた分、仕事も私生活も充実しているのがアラフォー世代。とはいえ仕事に恋愛、結婚問題など、悩みもつきないもの。もちろん、今までの人生に後悔はなくても、このままでいいの? これからどう生きていくべき? そんな疑問を持つあなたに、人生の先輩でもある小島貴子先生が、びしびしアドバイスをしていきます!

 

親のプレッシャーに負けないで!

 

私の教え子で、ある30代後半の女性は、ずっと海外で働く事を目標に頑張っていました。大学卒業後に海外で働ける可能性のある会社へ就職しましたが。なかなかチャンスに恵まれず、30歳をすぎて、思い切ってラストチャンスと海外の会社に転職しました。そして、3年間、海外勤務をしていましたが、つい最近、仕事を辞めて日本に帰ってきました。

 

あんなに「海外で活躍する」と鼻息荒かった彼女がどうして? と不思議というよりびっくりしたぐらいです。理由は、なんと70歳近くなった両親でした。

 

「いつまで、海外にいるつもりか」「結婚はどうするんだ」「このまま日本に帰ってこないのか」と、親の心配に負け、彼女が折れて、仕事を辞めて帰国することにしたのです。

 

では、帰国して、親の勧めでお見合いして結婚したか? というと、そういうわけでもありません。しかも帰国したとたん、親は、娘の結婚や将来について、何も言わなくなったとか。

 

彼女は、今、とても後悔をしているそうです。どうして日本に帰ってくる必要があったのか、と。彼女が、「私は、こっち(海外)で、仕事もうまくいっている。周囲が結婚していようと、こちらの生活は、私のもの(人生)だから、大丈夫、心配しないで」と、その時、はっきりと親に言うことができれば、親も安心できたかもしれません。

 

親の見栄には、付き合わない

 

親にとって、子どもはいくつになっても子どもなのです。もちろん忠告や助言、叱咤など、親でなければ、子どもに言えないこともあります。親の心配が、あなたへの愛情からくるものであれば、耳を傾けるべきです。そして素直に「ありがとう」と伝えましょう。

 

しかし、他人との比較や、世間体とか、見栄からくる心配であるなら、「心配しないでくれ」と、シャットアウトしてOKなのです。他人からどう思われようと、あなたの今の生活が、「幸せ」だと、親に断言しましょう。

 

親との依存関係を断ち切ろう

 

親といっても、60代、70代になって年金生活になり、体も調子が悪くなったり、80代、90代になる自分の親の介護の問題があったり、何かと親自身が不安を抱えることが多くなります。その一つの不安に、「子ども(あなた)の将来」というのも含まれるでしょう。

 

でも、ここで、あなたも一緒になって不安になってはいけません。親の不安に同調してしまうと、不安が相乗効果になって、もっと不安になってしまいます。

 

最近、40代の娘と60~70代の母親を見ていると、まるで姉妹親子のように、仲良しな親子が多いです。仲が良いことはいいことですが、仲が良いというのと、依存しているというのは違います。母親は、娘のことが気になりすぎている、そして娘も母親への精神的な依存から自立出来ていないという「依存」の関係が多いような気がします。

 

もし、あなたの親が、あなたへ干渉や口出しをするようであれば、それは、あなたにとって「毒親」ですが、そもそも自分が「毒娘」になっていないかも、よく考えてみる必要があります。あなたが親から精神的に自立できていない「毒娘」だから、「毒親」になっている可能性もあるのです。今一度、親との関係を見直してみましょう。

 

親は老いていきます。そして貴方は、成熟して良い人生を作っている時間を過ごしているのです。まず、自分を大切にすることで、親を安心させていいのです。

 

 

50歳からは自分が主役の人生を送る!

『女50歳からの100歳人生の生き方』  小島 貴子・著 さくら舎・刊 1,512円+税

日本女性の平均寿命は87歳を超え、多くの女性が100歳を超えて生きる時代に入りました。
これまでは余生といわれていた50歳以降ですが、そこには「未来」があります。著者の専門のキャリア心理学を駆使して、自分で100歳人生のシナリオが書けるように導いてくれる本!

この記事を友達に教えたい!と思ったら、シェア!

 

この記事が面白かったら

「いいね!」してね

 

「注意する」「やめさせる」、言いにくいことを上手く伝える3つのコツ

部下の遅刻、同僚のミス、いつも気になる上司のあのクセ……、まあいいや、こちらがフォローすればいいこと、我慢すればいいことと問題を先送りにしていると、いつの間にか事…

40代が使うと痛い3大クチグセ「○○」「すごく」「あと」

40代ともなれば、世間的にも社会的にもしっかり模範となる立場の年齢。いつまでも若々しくありたいという気持ちは大切ですが、若いときと違い「責任」が出てきます。プライ…

アリ?それともナシ? 「LINEで会社休みます」問題について

「LINEで『会社休みます』って部下から連絡きたんだけど、どう思う?」 今年の春から管理職になった女友達から相談されました。業種はアパレルで、比較的自由な社風ではあ…

育休明けママ社員のフォローで不満が爆発? 逆マタハラ問題について考える

「すべての女性が輝く社会づくり」を掲げ、女性が働きやすい環境を作り上げようとしている日本政府。対象としているのは、“すべての女性”です。しかし、「保育園落ちた、日…

40代になって「時間の使い方」を変えたら、よくなった5つのこと 

社会人になって20年余りが経つが、最近改めて、新入社員のころ上司に言われた言葉が強く心に響いている。そのひとつが「太陽とともに生きなさい」。出版社に入社して最初に…

いま40代の私たちがあと60年生きて100歳を迎えてしまうなら

今までの人生を振り返ってみようオトナサローネの読者のみなさんは、現在、アラフォーだとアラフィフだの言っているかもしれませんが、日本の女性の平均寿命は、そろそろ90歳に手が届こうとしています。つまり、100…

40代の女性が考えておくべき50代、60代そして「終わり」のこと

結婚=恋愛をやめてみる若いころは、結婚と恋愛は別! と恋愛を楽しんできた女性も、結婚に焦りを感じてくると、この恋愛を結婚に結びつけないと……と、強迫観念が出てきて、男性に逃げられてしまったりすることも。…

あなたは本当に結婚したい?実はそれほどしたくない?

結婚は、相手の人生を引き受けること40代で、結婚歴(離婚歴)がある人や、結婚はしないと決めた人はともかく、「結婚したい」と思いながらも、一度も結婚をしたことがない人は、何かと「結婚」に対する幻想を持って…

仕事を「断われない」のに「褒められない」人が言うべきたった1つのこと

JAWS映画を知っていますか?ジャーァジャン♪ジャージャン♪ドキドキ!!!「ギャー――」「キャー――」。「ジョーズ・Jawas」は、スティーヴン・スピルバーグ監督の1975年の映画です。1975年。私は高校生でこの…

男女平等とは言うけれど。厄介な「嫉妬する男」はこうかわす

男性と働くということ仕事をする上で、男と女は関係ありません。「女だから」と甘えていいこともなく、男だからといって責任のある仕事を任せられるわけではありません。男であっても女であっても、優秀な人は優秀で…

東洋大学理工学部生体医工学科准教授/キャリアカウンセラー

小島貴子

この執筆者の記事一覧

スポンサーリンク

スポンサーリンク

WORKに関する最新記事