40~50代のめまいは要注意!病気と更年期の見極めポイント

Q.めまいが起こる病気にはどのようなものがある?

写真/PhotoAC

めまいが起こる病気には、更年期だけではなくさまざまなものがあります。

たとえば、内耳や脳のバランス感覚の異常によって引き起こされる「メニエール病」が代表的な例です。メニエール病は平衡感覚をつかさどる内耳の液体バランスが崩れ、めまいや耳鳴り、難聴などの症状があらわれます。

他にも、脳卒中や一過性脳虚血発作、内耳神経腫瘍など重篤な疾患でもめまいを引き起こす可能性があります。
また、生活習慣病である高血圧や糖尿病も、めまいの原因になることがあります。

めまいの原因は多岐にわたるので、正確な診断が必要です。

 

 

Q.軽いふらつきや立ちくらみでも受診したほうがいい?

イラスト/lely

そうですね、症状が軽くても放置するのは危険です。
症状の程度に関わらず、めまいが継続する場合や日常生活に支障をきたす場合は、早めに専門医の受診をおすすめします。

とくに、更年期に起因するめまいと他の疾患からくるめまいを区別するためには、症状の特徴を観察することが大切です。

更年期由来のめまいでは、ホットフラッシュや不眠症などの更年期特有の症状と一緒にあらわれることがあります。
しかし、他の疾患からくるめまいは、特定の病状や薬の副作用と関連していることが多いです。

 

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この記事は
薬剤師 碇純子

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