
桂小五郎「あり得ないにもほどがある」勝ち続けるための手段とは?幕末の剣豪「負けなければすべて勝ち」の強メンタルに学ぶもの
ボロを着てでも逃げる徹底的な逃げ技術、「逃げの小五郎」が見せるおおらかさ
池田屋事件のすぐあとに起きた禁門の変は、長州藩と幕府軍が京都で衝突した戦いでした。長州藩は敗れて京都を追われます。
この戦いでは多くの長州藩士が戦死しましたが、小五郎はというと生命からがら主戦場の京都御所を脱出。汚い身なりに着替え、避難民に紛れて鴨川のほとりに潜伏しました。小五郎は敗北者側なので、京都で幕府側に見つかったらたちまち逮捕ですからね。逃げ上手をここでも発揮しました。
小五郎のすごいところは、武士の面目とか、堅苦しいこだわりが一切ないところです。
当時の小五郎の心情は「とにかく生き延びてさえいれば、なんとかなるさ!」という感じでしょうか。汚い格好に変装したり、武士のメンツなんておかまいなし。剣だけでなく、メンタルも相当鍛えられています。食事は、のちに妻になる芸妓の幾松が、橋の上から下に落としてくれるもので空腹をしのいだといいます。
首尾よく追っ手から逃れた小五郎は、ヤバい京都から離れて遠くへ行こうと、但馬国(現・兵庫県北部) 出石まで逃げました。荒物屋や寺などを転々とし、情報収集をしながら1年近くにわたって潜伏生活をします。
後半は幾松と再会し、城崎温泉にも滞在しました。しっかり休んだあと、「ようし、そろそろ再起を懸けるか!」と長州藩へ戻ります。
逃げまくったことから、「逃げの小五郎」とあだ名がつけられたほどでしたが、逃げてもみじめな感じがなく、どこか明るさがありますね。
▶武士のメンツの時代に「死んだらおしまい」を理解していた合理性
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 女性の毛髪への新アプローチ「S-DSC毛髪再生医療」とは?「毛の成長を促す起点となる細胞の一つを移植する」治療への期待を専門医に聞きました
- 形がきれい!合わせて着るだけで上品見えする【ユニクロ】の黒セットアップ【40代の毎日コーデ】
- 運動嫌いだった56才、ゆがみを整えたら「ネガティブな性格」を卒業できた。「離婚から立ち直り、推し活も始めました」【鬼軍曹ゆか様ダイエット】
- 48歳独身女性、立ち上がろうとした瞬間「あれ??」。このめまい、もしかして「更年期」なのかな?【マンガ100人の更年期R】
- 「まさか、私が乳がんに?」53歳でがん告知。抗がん剤で動けないつらい日々に、私を支えてくれたものとは
- 大人気【ユニクロ】ワイドスウェットパンツ。オシャレな人が購入しているカラーとは【40代の毎日コーデ】
- 「意地でもシミを増やさない」紫外線対策4つのポイント。「日傘だけでは不十分!?」50代美白のカリスマ美容家さきめぐ先生に聞いた
- 【熱中症搬送数激増中】実は6月下旬からの「高湿度」が最も危険!「さぼると熱中症リスク激増」の意外すぎる習慣とは?
- 「私の老化度、本当に54歳ぶんなのかな?」更年期以降は全員が気にしたい「自分の生物学的年齢」を計ってみたら衝撃的すぎる結果に
- 「体温が1℃下がると太りやすくなる」問題が、更年期世代の女性にとって特に深刻なのはなぜか?「お風呂に入る前たった1分でできるヤセ習慣」とは?【石原新菜先生が解説】
- 超激務ヘアメイク藤原美智子さんが「42歳で思い切って変えたこと」その顛末は?「顔も体も片側だけ引き攣った状態になるまで」働いて
- 「更年期のあと」ってどうなりそうですか?54歳コンビが語る「ここまでは冗談みたいにしんどかったけれど」の話
- 43歳、新しい職場で心が折れた。でも、25年ぶりにピアノを弾いたら胸が熱くなって──そこから私の転機が始まった
- 更年期後に「消える症状」と「そのまま残る症状」って?7万人のデータが教えてくれる「更年期の真実と、これからの人生」
- 更年期、どうやって乗り越える?運動、食事、サプリ、そして注目成分「ゲニステイン」まで、更年期の専門医が教えます
- 今の生活が「しんどい」なら「命の前借り」をしている証拠。知らずに「疲れを溜めてしまう」生活習慣とは【医師監修】
- 【徹底検証Hip Fit】はいて1日23分、ながらで使える手軽なヒップトレーニング!SIXPADの女性向けショーツタイプEMSで「ヒップから健康」は叶う?
- 「1年で約6倍」老化スピードが速い人と遅い人、その違いは?美人女医が伝えたい老化を早める3つの原因【医師監修】
- 「一度使ったらやめられない」人気スタイリストも40代編集もリピ買い中の『涼ブラ』って?「滝汗でも不快感なし」「つけ心地がラクなのに~」続々と魅了される理由とは?