
石田三成「熱狂的なファン」もいれば「アンチ」も多数! 賛否分かれる嫌われ者に学ぶ「等身大の生き方」とは
実は、善政を敷いたこともあると言われています。
ほかにも、三成に心酔した武将がいました。有名なのは、猛将として名高い島左近です。左近は多くの大名からの出仕の誘いを断っており、三成の誘いも最初は辞退しました。ところがわずか4万石だった当時の三成は、自分の知行の半分の2万石を条件に提示。感動した左近は三成を主人に選び、「殿のためなら、一命を捧げます!」と誓います。
三成は、こうと見込んだ人物には徹底した誠実さと真心で接しました。左近はそれに応え、世間では「三成にすぎたるものが二つあり 島の左近に佐和山の城」とうたわれたそうです。後年、三成が左近に加増しようとすると、「もう禄はいりません。兵を養うのにお使いください」と断られたといいます。一度惚れ込まれたら、とことん忠義を尽くされるところが、三成にはあったようです。
1590年、三成が31歳のときに近江国坂田郡(現・滋賀県彦根市)の佐和山城に20万石弱で入ります。このときの三成は善政を敷いたとされ、領民からも慕われました。とくに農民に向けた掟のなかで、「困ったことがあったら直接、三成に直訴せよ」という内容は画期的です。支配者でありながら、年貢に苦しむ農民への優しさがにじみ出ています。
▶でもやっぱり、敵に対しては…
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 赤い牛肉が40代の美肌をつくるってホント!?お肉と美容との意外な関係性とは?
- 40代の美に欠かせない3大栄養素は「たんぱく質」と何と何?摂るだけではNGな理由とは
- 食の「もったいない」を植物油でおいしく解決 Vol.2【半端な食材は“オイル漬け”でおいしく食べ切る】
- ポーラ・オルビスのコスメを「もらう」裏技があった!? 嬉しすぎる「株主優待」をすぎうらゆうさんが体験
- 取り付けるだけでいつものシャワーが髪・肌にやさしい軟水に!コンパクトでコロンとかわいいシャワー用軟水器「ソフティナ・ポッド」
- コラーゲンが若々しさの秘訣!美と健康をめざす40代・50代のリアルライフ座談会
- 40代のシワ、シミ肌。どうベースメイクでカバーする? エイジング肌補正の第一人者・広瀬あつこさんに聞きました!
- 予想をこえる大反響のあったざくろ100。一人でも多くの人に「ざくろ100」を飲んでもらいたい!という思いから、やむなく予約販売になったという。 ところで「どうしてそんなに人気なの?」秘密を完全解説
- 「足りない栄養素はなに?」計測してからオーダーメイドで調合する「パーソナライズサプリメント」が未来すぎてスゴイ