石田三成「熱狂的なファン」もいれば「アンチ」も多数! 賛否分かれる嫌われ者に学ぶ「等身大の生き方」とは
実は、善政を敷いたこともあると言われています。
ほかにも、三成に心酔した武将がいました。有名なのは、猛将として名高い島左近です。左近は多くの大名からの出仕の誘いを断っており、三成の誘いも最初は辞退しました。ところがわずか4万石だった当時の三成は、自分の知行の半分の2万石を条件に提示。感動した左近は三成を主人に選び、「殿のためなら、一命を捧げます!」と誓います。
三成は、こうと見込んだ人物には徹底した誠実さと真心で接しました。左近はそれに応え、世間では「三成にすぎたるものが二つあり 島の左近に佐和山の城」とうたわれたそうです。後年、三成が左近に加増しようとすると、「もう禄はいりません。兵を養うのにお使いください」と断られたといいます。一度惚れ込まれたら、とことん忠義を尽くされるところが、三成にはあったようです。
1590年、三成が31歳のときに近江国坂田郡(現・滋賀県彦根市)の佐和山城に20万石弱で入ります。このときの三成は善政を敷いたとされ、領民からも慕われました。とくに農民に向けた掟のなかで、「困ったことがあったら直接、三成に直訴せよ」という内容は画期的です。支配者でありながら、年貢に苦しむ農民への優しさがにじみ出ています。
▶でもやっぱり、敵に対しては…
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主婦の友社
OTONA SALONE編集部
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