【後編】更年期のおっぱい、張り・痛み・違和感の正体は?潜むコワい病気とは
Q.更年期と病気を見分けるにはどうしたらいいですか?
A.
更年期の症状と重篤な病気を見分けるためには注意が必要です。
以下の3つを実践しましょう。
・自分の体調観察:自分のからだを労り、からだの変化に気付いたら、医師や薬剤師に相談するのがいいですね。
・定期検診:年に一度の検診を受けることも重要です。
とくに、40代以上の女性には乳がん検診がおすすめですよ。
・正しい診療科で早めの診察:何か違和感があれば、早めに婦人科や乳腺外科で診てもらいましょう。
自分のからだをよく観察し、検診を受ける習慣を持つことが大切ですね。
何か不安な点があれば、専門の医師に相談すること。
自分のからだに意識を向けることは、健康を守るための第一歩ですよ。
Q.更年期の不調には漢方薬がいいと聞きますが本当ですか?
A.
病院の検査で異常がない場合や軽度な症状には、漢方薬が効果的なことがあります。
更年期治療のHRT(ホルモン補充療法)は乳がんリスクを高める可能性もあるため、漢方薬の利用が選ばれることも多いんですよ。
更年期の不調は、ホルモンバランスの変化によって引き起こされることが多く、その結果、イライラ、不眠、発汗などの症状があらわれることがあります。
更年期の不調には個人差がありますが、漢方薬はからだ全体のバランスを整える働きがあるため、複数の症状にも同時にアプローチできると期待されているんです。
<更年期の不調におすすめの漢方薬>
・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
更年期のイライラや冷えなどの症状に効果的です。
血(けつ)の巡りをよくし、更年期特有のさまざまな不調を和らげることが期待されます。
・加味逍遥散(かみしょうようさん)
からだのバランスを整え、ストレスによるイライラを軽減する効果があります。
また、のぼせ感や肩こり、便秘、疲労感などを伴う場合に用いられます。
漢方薬を選ぶ際の重要なポイントは、その人の状態や体質に合っているか、という点です。
うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。
どの漢方薬が自分に向いているのかを見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめです。
「あんしん漢方」などのAI(人工知能)を活用したオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。
「オンライン個別相談」を利用すれば、漢方のプロが個人に効く漢方を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれます。
相談もスマホで完結しますので、対面では話しにくい悩みも気軽に相談できますよ。
●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/
更年期に感じる胸の違和感、理解と対処で健康な毎日を過ごそう!
更年期に胸の違和感が生じるのは一般的ですが、病気の可能性もあります。定期的な検診と自分の体調観察が必要です。
自分に合ったケアを見つけ、健康な更年期を迎えましょう。
<この記事を書いた人>
あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師
碇 純子(いかり すみこ)
薬剤師・元漢方薬生薬認定薬剤師 / 修士(薬学) / 博士(理学)
神戸薬科大学大学院薬学研究科、大阪大学大学院生命機能研究科を修了し、漢方薬の作用機序を科学的に解明するため、大阪大学で博士研究員として従事。現在は細胞生物学と漢方薬の知識と経験を活かして、漢方薬製剤の研究開発を行う。
世界中の人々に漢方薬で健康になってもらいたいという想いからオンラインAI漢方「あんしん漢方」で情報発信を行っている。
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●Medical Health CH:https://www.youtube.com/channel/UC7XLi90xVGs_NnKhowC0G2w
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