赤い牛肉が40代の美肌をつくるってホント!?お肉と美容との意外な関係性とは?

2023.11.23 BEAUTY  [PR]

Sponsored by オージー・ビーフ

 

赤身が多い牛肉には、健康と美に欠かせない三大栄養素のたんぱく質・鉄・亜鉛がすべて含まれています。中でも、オーストラリア産の牛肉「オージー・ビーフ」は赤身が多く、値段も手頃です。この冬、オージー・ビーフを広報するMLA豪州食肉家畜生産者事業団が「No Beef, No Beauty – この冬はアゲ肌になる!」のキャッチフレーズを掲げ、体の変化を感じる40代以上の女性に牛の赤身肉を食べてより美しくなってもらうためのキャンペーンをスタート。これに先駆け、牛肉と美の密接な関係について語られたイベントをレポートします。

 

たんぱく質不足は美容の大敵!?

2023年11月1日19:00。東京・赤坂見附にある会員制キッチン&ダイニング「ミツケサロン」に、14名の美容・健康系インフルエンサーが集合。「No Beef, No Beauty – この冬はアゲ肌になる!」と銘打ち、牛肉と美容の深いつながりを伝えるセミナーと、オージー・ビーフの試食会が開催されました。

 

最初に、オージー・ビーフを広報するMLA豪州食肉家畜生産者事業団の花見美穂さんと、オトナサローネの井一美穂編集長から挨拶があり、続いて書籍『きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい』の著者で皮膚科医の柴亜伊子先生による「No Beef, No Beauty」講演が始まりました。

 

柴亜伊子先生(以下、柴):みなさん、こんばんは。華やかなインフルエンサーの皆さまに囲まれて、少し緊張しています。きっとみなさんはとても美容意識の高い方々かと思いますが、あらためて体の中で美と健康がどのようにつくられるのかについて、お話しします。

 

まず、肌のハリや美しさは、体の健康の上に成り立つという大前提があります。私たちの体はたんぱく質でできていて、たんぱく質を食べて取り込むことで体をつくり、健康を維持します。取り込まれたたんぱく質は、まず生命を維持するための内臓に使われ、次に肌や爪、髪などの補修に使われます。つまり、たんぱく質が足りないと生命維持に使うので精一杯に。美容ケアにまで栄養が行き届かず、結果として肌がボロボロになったり、髪がパサパサになったりするのです。

 

高級化粧品を使っても肌が乾燥する…その理由は?

柴:年齢とともに気になり始める肌のハリ、つや、うるおいのなさも、たんぱく質などの栄養素と深くかかわっています。

みなさん、肌の老化に紫外線が影響することはご存知かと思います。たしかに、年齢経過以外の肌老化の原因は、多くが紫外線によるものです。じゃあ紫外線ゼロの環境下で生きればいいかというと、それは現実的ではないですよね。

 

肌は、健康であればある程度の紫外線からは守れるようにできています。ところが、栄養不足を起こすと、体はまず生命維持のために栄養を使うため、肌は後回しになり、シミやシワが現れてしまいます。

だからこそ、美しい肌をキープするためには、しっかり食べて栄養を補うことが必要です。しかしながら、現代の日本人のほとんどは栄養不足です。足りているのは、糖質くらい。

 

私のクリニックには、高級なスキンケアコスメを使ってケアしているのに乾燥するといった悩みを持つ患者さんが多くいらっしゃいます。患者さんの皮膚を、皮膚の病変などを見るダーモスコピーで50倍に拡大してみると、皮膚組織がボロボロで、化粧品でケアできるレベルじゃないケースがとても多いです。また、お使いの化粧品が肌に合っていないケースもあります。これでは、屋根が壊れて穴だらけの家に爆弾を投下するようなもの。復興再建のめどは立ちません。土台がきちんとした強くて丈夫な屋根であれば、爆弾を跳ね返すことができますし、仮に壊れても修復機能が働きます。

このことから、化粧品や美容医療を頼る前に、まずは栄養をしっかり補って「肌の刺激と摩擦・保湿・日焼け止め」のスキンケア3原則を継続することが大切です。

 

鶏でも豚でもなく牛肉がよい理由とは?

編集長・井一(以下、井一):美しくあり続けるには栄養が大事ということが、よく分かりました。とはいえ、栄養が美となって現れるには相応の時間かかかると想像します。即効性のある美容医療は、やはり魅力的です。

 

柴:そうですね、たしかに時間はかかります。日頃の生活で栄養補給をしながら、足りないと感じるときに美容医療やサプリメントを取り入れるといいと思いますよ。

美容医療のやりすぎは、ダメ、ぜったい。例えば、レーザー治療は効果的ですが、レーザーが43度を超えると、炎症や酸化ダメージを起こしてシミやシワの原因となる活性酸素が出ますので、きつい治療を高頻度でおこなうことはおすすめできません。活性酸素は息をするだけで出ますが、ある程度まではビタミンCやカタラーゼという酵素などが働いて守ってくれます。

 

井一:カタラーゼとは、どのような酵素ですか?

 

柴:カタラーゼはヘム鉄という酵素でできていて、お肉をしっかり食べてカタラーゼをつくれている人のほうが、活性酸素から肌を守りやすく、老化が遅くてシミも少ないということになります。

 

井一:お肉は何でもいいですか?

 

柴:たんぱく質、ヘム鉄、亜鉛が揃っている赤身の牛肉がお勧めです。もちろん、赤身の肉は他のビタミンやミネラルも含んでいます。鶏肉はヘルシーな印象でたんぱく質は含まれますが、鉄と亜鉛は含まれていません。鶏肉しか食べない生活を続けると、貧血やうつっぽさが出たり、肌がカサカサになる可能性があります。ビタミンBが豊富な豚肉も悪くないですが、鉄分や亜鉛は牛肉ほどではなく、脂分が多い点が気になります。

 

井一:赤身の肉を食べるほうが鉄分は補えるのですね。

 

柴:そうです。理想の牛肉の摂取量は、1回の食事で手のひら量の肉を2枚、合計約200グラムまで。週に2~3回程度までをおすすめしています。

ただ、それを言うと真面目な人ほど赤身肉だけを食べ続けてしまうんですよね。お肉は消化しにくい食品なので、たくさん食べても消化機能が健康じゃないと栄養が消化吸収されないまま、老廃物になって排出されてしまいます。

 

コレステロールは美肌づくりの味方!?

井一:自分が消化吸収できる状態なのかどうかを見分ける方法はありますか?

 

柴:食事の時間になっても食欲がわかない、お肉を目の前にすると吐き気がするなどの場合は、前の食事が消化されておらず、体が拒否しています。

 

井一:消化機能が落ちているときは、どのように食べればいいですか?

 

柴:いつもの1食を小分けにして、少しずつ食べるといいでしょう。お肉だけでなく、魚や卵や大豆などをバランスよく食べ、まずは腸の動きを整えます。同じ食品だけを食べ続けるとアレルギーになりやすいので、注意してください。

 

井一:お肉って、コレステロールも含まれていますよね。太ってしまうのでは?

 

柴:どの食品でも、摂り過ぎれば太ったり体調を崩したりする原因になります。コレステロールって、本当は美容の味方なんですよ。天然の保湿成分の役割があるので、お肉を食べている人のほうが肌はしっとりしています。コレステロールは、女性ホルモンの材料でもあります。毎日の食事と栄養、そして正しいスキンケアで、肌はいくつになっても生まれ変われますので真摯に向き合ってみてくださいね。

 

美容意識の高いインフルエンサーから柴先生に質問!

講演終了後、参加したインフルエンサーのみなさんからの質問に柴先生が答えてくださいました。

 

Q 牛肉以外では、どのような食品がお勧めですか?

A 赤い色の食品、レバーなどです。魚はカツオがいいですね。 マグロも赤身ですが、水銀が多いので嗜好品として考えたほうがよいと思います。サンマやししゃもの内臓も栄養があります。ワカサギやちりめんじゃこなら栄養豊富な内臓まで丸ごと食べられるのでおすすめです。魚料理を作るのが面倒なときは、かつお節をご飯やサラダにたくさん乗せて食べるだけでもかまわないです。

 

Q 目の下のクマも栄養補給で改善できますか?

A 目の下のクマは、鉄不足による貧血が原因です。つまり、鉄分が足りていれば、多少の寝不足でもクマはできにくくなります。

Q 赤身肉は腎臓によくないと聞きましたが、本当ですか?

A それはウソです。重度の慢性腎不全の場合は腎臓に負荷がかかるためたんぱく質を制限しますが、軽度、もしくは健康な人は、むしろたんぱく質は摂ったほうがいいです。病状がない人であれば、必要以上の栄養分を過度に摂りこまないように体ができているので積極的に摂ってOKですよ。

 

Q 先生の食事内容が知りたいです。

A 私の食事は、とてもシンプルです。それこそ、肉や魚を油で焼いただけのメニューがほとんど。同じフライパンに肉や魚介類と野菜を一緒に入れて炒めるだけ。難しい料理をしなくても、肉野菜炒めや具だくさんスープ、具だくさん味噌汁などで、じゅうぶん栄養は摂れます。「あいこ皮フ科クリニック」のアカウントでFacebookやインスタグラムに投稿していますので、よかったらご参照ください。

 

Q 先生のスキンケア方法を教えてください。

A 牛肉を食べて、コレステロールとたんぱく質をしっかり摂っているので、保湿コスメは使っていません。どんな高級な化粧品も、自分から出る保湿成分には勝てないんです。使うのは、医療用の美白クリームとレチノールくらい。それも毎日じゃないです。朝は美白剤と日焼け止めを塗っています。

 

意外!よかれと思っていたスキンケアが実は間違ってた!?

Q 私は保湿化粧品を塗った上で、乾燥対策としてスプレータイプのミストローションを日に何度も吹きかけています。ミストローションを1日に何回吹きかけていいか、目安はありますか?

A そもそも、なぜ1日に何度も使わないといけないのか考えてみましょう。すべての化粧品は、オイル100パーセントの製品以外は添加物が入っています。水と油を混ぜる時点で、乳化剤という界面活性剤が入るんです。界面活性剤は皮膚の表面を溶かします。それを日に何度も肌につければ乾燥します。ミストローションに頼る前に、化粧品やスキンケア、そして食事を見直して、ミスト要らずの肌を目指しましょう!

 

Q では、顔用のスチーマーならいいですか?

A 室内全体を加湿することには、肌にもいい意味があります。ただし、乾燥した部屋で顔だけ加湿する行為は、かえって乾燥してしまう危険性があります。とある実験で、スチーマーを顔にあててミストを浴びているときは高湿度状態ですが、その場所から一歩離れると湿度が一気に下がるため、あっという間に水分が奪われて逆に乾燥した、という結果を見たことがあります。水が蒸発する時って、皮膚の水分を道連れにします。だから、よけいに乾燥するんです。

 

絶品ローストビーフがインフルエンサーに大好評!

Q&Aコーナーの後には、オージー・ビーフの試食会を開催。用意されたのは、オージー・ビーフを使ったローストビーフです。ローストビーフは、できた状態のものを購入してそのまま食べられるので便利ですが、ソースの味を変えることで、さらにバリエーションが豊かになります。

今回は、キウイとストロベリーのフルーツソースを用意。酸味があるフルーツを5ミリ程度のダイス状にカットし、100%オリーブオイルと一つまみ以下の塩で和えたシンプルなレシピでしたが、ローストビーフとの相性がよく、一口食べたインフルエンサーさんたちから「作り方を教えてください!」との声が次々とあがりました。

 

今回参加したインフルエンサーのみなさんは、柴先生の話を聞いて、レシピを難しく考えなくていいこと、しっかり食べても大丈夫なこと、それでいて美容と健康につながることが分かり、ますます積極的に牛肉を食べようと思ったとお話しされていました。

 

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撮影/森﨑一寿美