
こんな補聴器は選んだらダメです!お金のかかる老後に賢く買い物するには【樋口恵子 老いの地平線】#3
2003年、反石原慎太郎派として出馬。健闘するも惜しくも落選
ことほどさように、老いにはお金がかかります。補聴器も眼鏡も保険適用外なので自費です。
私は補聴器代の医療費控除を受けようとしたら認められませんでした。どうやら認定補聴器専門店で、最初から控除を受けられるやり方をして購入しなければいけなかったよう。そんなことは知らず、面倒くさいからとデパートで作ってしまったので高くつきました。
多くの人はそういう仕組みを知らないと思います。私も税理士さんに言われて初めて知ったのですから。そういう手続きをして、しかるべきところで作れば医療費控除を受けられたのだと思いますが、時すでに遅しです。
先日は1万円弱で杖を買いましたけれど、杖代の医療費控除も受けられないそうです。杖があれば通院ができるなど、治療に必要なものなら認められるかもしれませんが、私の場合はダメ。ただ仕事で外に出ることが多いので、税理士さんが必要経費として申告してくださいました。
幸いにも目はいいのです。2〜3年前に初めて眼鏡を作りました。ちょっと乱視があるものだから、ひとりでフラフラ出歩いているとき駅のホームで行き先の表示が見えにくくなったのです。
寝転んで新聞や本を読んだりするくらいなら、眼鏡は一切いりません。
あれやこれや、本当に、老いるとはお金がかかるものですね。
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<<前の話:老いが多様なら亡くなり方も多様。でもみんな、誰かのお世話にならなきゃ死ねないのです※この記事は『老いの地平線 91歳自信をもってボケてます』樋口恵子著(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
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