「あんたにあげるからね」と、みんなに同じことを言っていませんか?相続で揉めないコツとは【樋口恵子 老いの地平線】#4
相続に関しても考え方は人それぞれでしょう。生前の財産管理については、私は今でも自分でやっております。
自分のプチ財産は最後の最後まで自分で管理したい。数百万円くらいのお金は自分で自由に出し入れできるようにしておくほうが、心が広くいられるように思います。
「青年よ大志を抱け」
「中年よ妻子を抱け」
「老年よ財布を抱け」
これが私のスローガンです。
相続で子ども同士がもめることがあるならば、いちばん悪いのは親です。「あんたにあげるからね」と、みんなに同じことを言ってはいけません。
ダイヤの指輪をみんなに「あげる」と言いながら、指輪は1個しかないのでは? 言われたほうは当てにして、「私のものだ!」と大げんかになるわけです。
心当たりのある方は、その指輪を直ちに売って、小さい指輪を相続人数分買い直してくださいませ。
私の場合は家族が独身の娘ひとりだけですから、まあ寂しいものです。寂しいけれど、寂しいということは面倒がないということ。相続人がひとりじゃけんかのしようもありませんから。
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※この記事は『老いの地平線 91歳自信をもってボケてます』樋口恵子著(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
■老いの地平線 91歳自信をもってボケてます


社会学者・上野千鶴子さんとの「貧乏ばあさんの生きる道対談」、脳科学者・瀧靖之さんとの「ボケにくい!健脳対談」も収録。
樋口恵子著 主婦の友社刊 1650円(税込み)
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この記事は
主婦の友社
OTONA SALONE編集部
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