意外に知らない和食のテーブルマナー。口に残った果物のタネ、ペッと吐くのは論外ですが、正解はどうすれば?

2024.01.01 WORK

箸を小鉢の上に置く「渡し箸」や、料理を取り分ける際に自分の箸を逆さに持ち帰る「逆さ箸」は、なさいがちなので注意を

日本人が食事を共にする時、相手に不快感を与えないための箸のタブーはご存じかと思われますが、その数は実に70を超えます。

たとえば、箸を小鉢や椀の上に置く「渡し箸」や、料理をとりわける時に自分の箸を逆さに持ち替えて取る行為は「逆さ箸」といってお行儀の良い食べ方とはいえません。

そのほかになさいがちなのが、一度取ろうとしたおかずから別のおかずへと箸を動かす「移り箸」、何を食べようか迷って箸がお膳の上をウロウロする「迷い箸」、食べ物を突き刺す「刺し箸」、箸を口にくわえたまま手で食器を持つ「くわえ箸」、箸を舐めて取る「ねぶり箸」等など……。普段の食事から気をつけていきましょう。

 

えびの天ぷらは歯形が残ったところを他人様に見せぬように

えびの天ぷらのようにお箸で小さくできない場合は、食べかけをお皿に戻すことはできるだけいたしません。歯形が残ったところが、他の方に見えてしまうのは見苦しく失礼になると考えるからです。

ポイントは、ひと口召し上がったらお皿にもどさずに、ふた口目を召し上がるまでは天つゆの器のふちに噛んだところが見えないように添えておくなどし、これを繰り返して食べきります。

 

美しく召し上がることもそうですが、同席している方々に対して、不快に思わせることのないようにスマートにいただくことも大切です。同席の方とのお食事と会話も楽しみながら素敵な時間を過ごしてくださいね。

続き▶▶育ちのよい方が和食を召し上がるときに「なさらないこと」は?お箸をいきなり握るのは論外として

 

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