情報が全然ない!中学入試「帰国枠」を目指す家庭に伝えたい。身をもって学んだ「絶対やっておくべきだったこと」【中受リアルタイム連載#16】

2023.12.22 WORK

11月から1月にかけて行われる帰国子女入試と2月1日から始まる一般入試。そのどちらもにチャレンジする、いわゆる「二足のわらじで挑む〜W受験〜」(勝手に命名)を頑張っているモコ親子です。

 

そもそも私たち親子がW受験を考えた時、同じパターンで受験勉強を頑張っている先輩方のSNSやブログをうまく見つけられませんでした。何から取り掛かればいいのか、全然違う2種類の受験勉強をどういうバランスで進めればいいのがわからず、途方に暮れたことがきっかけでこのブログが始まりました。

 

あらためてこのブログが、「帰国子女1本で行くほどの語学力はない。だからといって一般入試だけに専念するのはもったいない。可能な範囲で帰国入試を視野に入れながら中学受験に挑みたい」という親子の一サンプルになれれば幸いです。

 

【連載・のほほん母さんとちゃっかり息子の中学受験@2024】第16話

【面接対策】海外生活でのトピックは記録しておくべし

もっか息子はこれから始まる帰国子女入試に向けて、塾の先生方に助けていただきながら面接の練習をしています。面接で聞かれる内容は、もちろん当日まで分かりません。そのために想定しうるあらゆる質問候補に対して返答を考え、とことん身体に叩き込んでおく必要があります。

 

我が家が帰国したのは息子が3年生終了時。4年生の4月から日本の小学校に転入しました。つまり帰国してからすでに2年半以上は経っているわけで、楽しかった、刺激だらけだった海外生活のことも徐々に忘れ始めています。

 

一方面接では当然ながら、質問の主軸は「滞在中」のこと。「滞在中に驚いたことはありますか?」「滞在中はどんなことに困ってどうやって乗り越えましたか?」「コミュニケーションが大変だったと言いましたが、それはどんな時で、あなたはどうしましたか?」。こういったことが聞かれるようです。

 

つまり言いたいのは、

 

「印象的だったできごとは、記憶が新しいうちに記録に残しておくべき」

 

ということ。私たち親子は、いろいろなことを忘れてしまっていて、なかなかいい感じの返答が導き出せませんでした。「困ったこともあったし、乗り越えたこともあった。う〜ん、でも具体的なエピソードが出てこない〜…」。そうやって頭を抱え、絞り出しているのが現状です。

 

 

日本語作文を選択するなら4、5年生のうちに習得したい【作文の書き方】

先ほども申しましたが、息子が日本の学校に入ったのは4年生から。今でこそ、日本の小学生と対等に切磋琢磨していますが、たまに常識的なことを知らなくて驚かされることがあります。「えー、なんでこれ知らないの? 小学生でみんな習うことでしょ?」ということがあると、だいたいそれは、息子がアメリカにいた間に日本の小学生が習っていたこと、という場合が多いです。

 

そんな「まったく知らなくて驚かされたこと」の一つが、息子の場合は「文章の書き方」でした。内容ではなく、書き方です。一文字目は1マスあけるとか、長くなりすぎると読みにくいから適当な位置に「、(読点)」をうつとか。そういった文章の書き方の基本を息子は全然知りませんでした。そして、知らないということを私たち親子ともに最近になるまで気づきませんでした。

 

ここ数ヶ月で作文の練習を始めることになり、試しに息子にひと通り作文を書かせてみると…。なんと400字原稿用紙の中に読点が1つもない! 改行していない! 写経か! 読みにくいったらありゃしない!

 

そんな事実を目の前に、私は顔面蒼白。時間もないのにそこから教えなきゃいけないの!? ということになり、あわてて「文章の基本の書き方」を私が教えました。これがまた案外難しいんですよね。「適当な位置に”、”を入れるんだよ」と教えても、相手は「適当な位置」がわからないわけですから。

 

念のためお伝えしておくと「海外に住んでいても、日本語の本を読んでいるから大丈夫」というのは危険です。息子も本は好きだし、国語は得意科目のほう。ですが、やはり読むのと書くのは別物。時間をとって「書く」練習をする必要があると思います。

 

また、こういった作文の書き方の基礎は、塾では教えてくれません。内容のチェックはしてもらえますが、作文の授業というものがあるわけではないので。基本的には親が教えることになります。

 

ですので、4、5年のまだ時間に余裕があるうちに簡単な作文を書いてみたり、夏休みなどに出される読書感想文の宿題を親も一緒にチェックしてみたりするといいと思います。

 

【おまけ】同級生にバレずに受験することは実質不可能

最近、インフルエンザをはじめとする感染症が学校で大流行しているため、体調管理のために、急遽受験前の数日間学校を休むことにしました。

 

その前に学校の担任の先生からも塾の先生からも「受験することを極力口外しないように。自分からもしゃべらない、誰かに聞かれても教えない。トラブルの元になるので、それは徹底するようお子様にも伝えてください」と言われていました。

 

そのことを息子にも伝えたところ、「とはいえ明日から学校休むってなった時に、友達にどうやって説明すればいいわけ? 何も言わないってわけにもいかなくない?」と正論で返され、私も「うむ、たしかに…」となっていました。

 

それでも「まあなるべく言わないように、ひっそりと帰宅しな」と伝えたのですが、結果はどうなったかというと…。

 

明日からしばらく学校を休むという最後の日、帰宅するやいなや「ただいまー! 全然無理だった! てかめっちゃ応援されたし!」と報告。聞くとひっそり帰るどころか、クラス中から頑張れよ!合格しろよ!と激励を受けて送り出されたそうです(笑)。

 

帰国子女入試は一般入試と日程が違うため、この時期に受験のために長期で休む生徒はひと握り。それは注目を浴びますよね。本当に誰にも知られずに受験したい場合は、綿密な計画を立てる必要がありそうです。

 

そんなこんなで慌ただしくも試験日だけは刻一刻と迫っているわけですが、自宅勉強派だった息子もついに自習室デビューをし(なぜかついでにスイカゲームもデビュー)、本番に向けて気合いも入ってきているようです。

 

先日行われた6年生最後の合不合判定テストもいい調子で偏差値をキープできていたので、あとはコンディションを整えるのみ。親子の面接練習と作文練習もいよいよ佳境になってきました。

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