「どうしても運動習慣が身につかない」更年期世代のみなさまへ。ミズノの「yoriFit」をチェックするべき深い理由
「運動しなくちゃー!!」過去何度も口にしたであろうこの言葉、今年は一歩を踏み出せましたか?
クロス・マーケティングが実施した「スポーツに関する調査(2022年)実践編」(リンク)によると、最近1~2年の女性のスポーツ実施率は40代で25%、50代は20%ととっても低値。男性は40代39%、50代42%なので、特に50代女性は惨憺たる結果です。
要するに、みんななかなか運動はできないんですね! 逆に安心する結果かもしれない!
なんて言ってる場合ではありません。閉経を境に老年性の生活習慣病リスクが跳ね上がる私たちにとって、更年期の間に運動習慣を身につけられるかは「先々寝たきりになるかどうか」を分ける最後の分水嶺。
「この世代特有の悩みはとても深いと、研究をすすめるたびに痛感します」と語るのは、ミズノ(株)グローバル研究開発部統括課・研究員の船橋祐美子さん。更年期世代にフォーカスを絞った新しいオンラインフィットネス「yoriFit」の開発者です。まだ30代の船橋さんが、なぜこのサービスを作ったのでしょう?
「自分自身のPMSを何とかしたくて」女性ホルモンへの取り組みをスタート
「小さいころにバスケを始め、大学時代も体育会バスケ部に所属。でも、19歳で膝の半月板を割りました。手術をしたら自分のプレイの様子が変わってしまい、落ち込むよりもなんでだろうと興味が湧いて。大学・大学院ではスポーツ工学分野で動作分析などのバイオメカニクスを学んだため、こうした興味関心が現在の仕事に結びつきました。ミズノ入社当初はランニングや歩行のフォーム分析をしていました」
そんな船橋さんのもう一つの懸念がPMSでした。月経周期とともに不調の波に襲われ、まさに女性ホルモンに振り回される人生を送ってきたそう。運動で女性ホルモンにアプローチするという課題に取り組むため、2つ上の先輩と一緒に社内ビジネスコンテストに応募。
「運よくプロジェクトに選ばれ、いろいろな女性に月経周期と体調変化の聞き取りを始めました。ところが、聞けば聞くほど、PMSもさることながら、更年期という時期の過酷さに気づくばかりで。体調を崩して休職、そればかりか退職に追い込まれる人も大勢いると知ってからは、これこそ優先的に解決したいと考えるようになったのです」
更年期に絞ったことで「新たな課題に気づいてしまった」
「更年期症状には本当に幅が広く、みなさんがそれぞれの問題に悩んでいます。たとえば、気分の落ち込みと関節痛が同時に起きるような状態ですから、1つの運動で全部をカバーするのはとっても難しい。問題に向き合うための環境の側を作って、運動はそのフックにしたほうがいいのではと気づきました」
もうひとつ浮かび上がったのが、更年期世代が陥りがちな「社会的孤立」でした。
「体に不調が出て外に出かける気力も湧かない中、体を動かさなければならないという焦りを持ちます。なのに更年期の自分の状態を誰かに打ち明けたり、アドバイスをもらったりという、気軽な情報共有の場がない。誰かに話を聞いてもらったり、誰かの話に共感するだけでもかなり救われるはずなのに」
やがて船橋さんたちがたどり着いたのは「コミュニケ―ションをとりながら解決していく」運動サービスでした。おりしもコロナ禍、さまざまなオンラインレッスンが登場します。ユーザー側のオンライン環境が一気に普及したことから、このスタイルで実施できるのではと手ごたえを感じました。
「メンタルとフィジカルを『ととのえる』『そなえる』2つの分野に切り分ければ、同じフィットネスの枠組みでサービス提供ができるのではと。そのようなサービスの具体像は見えたものの、続いて肝心のフィットネスを作り始めると、その微調整が本当に、本当に時間がかかって」
知り合い伝いでモニターを募り、まずは目的達成のためにはこのくらいの運動強度が必要だと逆算してスタートしました。
「でも、読みが甘すぎでした。私たちが寄り添いたいのは、運動習慣がないことが原因で更年期障害が深刻化している超超ライトユーザーです。そこに体育会仕込みのフィットネスを当ててしまったら、もう全然運動強度が高すぎて(笑)。こんなの無理、絶対できないという声が戻ってきて」
改めて初心に返り、その人にとって何が困難で、何が期待通りだったのか、一つ一つの動きと流れ、講師の声かけのタイミングや適切な時間、質問項目などを再検討。テスト後には必要なものをすぐ取り入れ、変えるべきものはすぐ変えながらプログラムの改善をひたすら繰り返します。
「最終的に、更年期に寄り添うための『ととのえる』『そなえる』2テーマ、6種類の運動プログラムを開発して、この夏にサービススタートにこぎつけました。でも、これで完成して開発終了というわけではありません。常にご感想を丁寧に拾いながら最適な内容に改善し続け、発展させていかねば」
グループレッスンなのに少人数制。「オンラインでできる寄り添いの形」の最高峰を目指す
では、「寄り添い」実践のために具体的に盛り込まれた特徴とは何なのでしょう?
「まずは12人の少人数実施です。ZOOMを使ったオンラインレッスンでありながら、12人以内という目が行き届く人数で、カメラをオンで参加すれば講師からひとりずつにポーズ内容やその日の疑問などの声掛けがあります」
さらに、レッスン本体は1回30分とコンパクトにまとめ、運動ハードルを下げました。レッスン内容は「ととのえるレッスン」イライラ発散・モヤモヤ解消・寝る前リラックス、「そなえるレッスン」体力づくり・肩などの上半身ほぐし・腰などの下半身のほぐしの6種類。
「最大の特徴は、レッスン前後に10分ほどのコミュニケーションタイムをとる点です。予約時に体調を入力してもらうので講師は12人のその日の症状を把握しています。更年期症状は日によって上下の振れ幅が非常に大きく、心が折れている日もある。そうした気持ちにどう寄り添うか、最大限の配慮の結果たどりついた方針です」
体調確認では、その日に声掛けをされたくないか、つまり人の前で自分の体調の話をしてもいいのか、それとも黙々とフィットネスに取り組みたい気分なのかも入力するため、ちょっと今日は誰かと話す気が起きないという日もハードルを感じなくてOK。
「また、毎回全員の状態を把握しているからこそ、レッスンのラスト5分では集まった人の症状解消メニューをワンポイントレッスンに追加します。ですからプログラムそのものは同じでも、内容は毎回違います。このように、一人ひとりにマンツーマンで講師がついたかのような満足感を持ってもらいたいと思っています」
全国の「更年期仲間」と時間を共有できる、新しいコミュニケーション・フィットネス
レッスンの雰囲気は毎回驚くほどに違い、全員が参加してワイワイ話している回もあれば、みんなが黙々とポーズに取り組んでいることもあるそうです。
「カメラがオンになっていれば講師がフォームチェックをして声掛けをしますし、ユーザーさんから更年期のこういう症状はどう対応したらいいですか?なんて質問が出て、みんなで私はこうしたわよなんて盛り上がることも。カメラのオン率は、高いときで7割、低くて4割ほどで、だんだんみんな顔なじみになっていくとオン率が上がります」
「更年期症状で悩み、不安を感じている人に立ち寄ってもらい、ごく軽い運動からスタート、徐々にペースを上げて、体と心を整えていただけたらなと思っています。また、これから更年期症状がくるかもと不安に思っている人にとっては、周囲に更年期の先輩たちがいる心強い環境を提供できます」
最近では少し体調に不安のあった45歳の女性が体験に参加、直後に急に調子を落としたときに「これ以上悪くならないように」と入会したそう。その後、体調は徐々に上向きになってきているとのこと。
「身体がゆらぐから、いま新しく何かを始めても続くかどうかが不安、というときに、不安だからやめておこうと考えては、何一つ不調の解消ができないままになってしまいます。まずは運動のハードルそのものを下げました。やっぱり私たちミズノは総合スポーツメーカーで、体のことをオープンに話すにはスポーツがいちばんクイックで成果が出るという実感を持っているんです」
どんな体調でも「だいじょうぶだよ~」と言ってくれる場にしていき、たとえば49歳から53歳の更年期コア世代だけでなく、40歳、38歳など「これから」のひと、58歳、62歳という「すでに通り過ぎた」ひと、さまざまな世代がお互いの経験を話し合える場になっていったらいいなと考えているそうです。
「結果的に6種類の運動プログラムからスタートしていますが、こうして改善を進めていき、最終的には12人の一人ひとり、その人にあった緩和方法を毎回ご提案できたらいいなと思っています。メンバーは全員、これは進化しながら育っていくフィットネスプログラムだなと実感しているんです」
いまなら4回無料トライアルクーポンを発行中です!
更年期世代に寄り添う新しいオンラインフィットネス、「yoriFit」。ご自分のライフスタイルに合うかどうか、私もいちど試してみたいかも……という人に朗報です。
ミズノさんのご厚意で、「フェムの市」特別限定クーポンを引き続き配布中。予約システムでのクーポン取得有効期限は2023年12月31日まで、クーポン使用期限は2024年1月31日までです。
「30分がどのくらい疲れないのか知りたい」「プログラムのさすがっぷりはどんなか体験したい」「全国の更年期仲間と雑談してみたい」、そんな好奇心にかられた皆様は、ぜひこの機会に利用してみてください!
【HOW TO】
クーポンの取得には、まずLINEのお友達登録を。
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撮影/柴田和宣(主婦の友社写真室)
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