礼儀作法が苦手な女性社員が、マナーレッスンを受けて激変!自分の「価値」と「評価」を上げられる3つのこと
1.レッスンを受けた後、姿勢が良くなり周囲の評価(扱い)が変わった
マナーは「気づくこと」から始まります。普段無意識におこなっていたことを見直す必要があるのですが、たとえば姿勢。猫背だったり、歩き方がぞんざいだったりということに気づいたら、直していきます。その際、ビフォー・アフターを動画で撮っておくと良いでしょう。
レッスンを受けた生徒さんは、正しい姿勢を学ぶことで背筋がスッと伸び、美しい姿に変身します。すると周りの扱いが変わったり、評価も変わり、自信へとつながります。
その姿を見た周囲から「新しい仕事をしてほしい」、「一緒に仕事をしたい」、「仲良くなりたい」という人が表れます。また、上司からの信頼を得ることができ、プロジェクトのリーダーに抜擢されたり、昇進しました、という話も良く聞きます。
正しい姿勢ができるということは、自ら変化することができるということです。
正しい姿勢とは具体的に言うと……
具体的には、横から見た時に、頭頂、耳、肩、腰、くるぶしが一直線に並ぶように立ちます。正しい姿勢はすべてのベースです。挨拶やウォーキングはもちろん、マナー全般において連動しています。
正しい姿勢ができてくると、魅力的な立ち居振る舞いに見えてきます。周囲からの印象の評価、扱いが変わってくるのを肌で感じることでしょう。
姿勢は、お育ちや社会的な立場を表す
国際社会では、姿勢はその人の文化的なレベル、言い変えると、お育ちや社会的な立場等を表しているといわれています。そのため、姿勢が悪いとさまざまな場面において文化度の低い人として冷遇されることも珍しくありません。
2.マナーは「恥をかかないため」ではなく「目の前の人のため」だとわかった
「マナーは社会に出て恥をかかないようにするため」だと思っている人は多いですね。そう思い込んでいるとマナー嫌いになりますし、形だけのマナーや、堅苦しいことになりかねません。しかし、マナーの本質は目の前にいる方への敬意表現です。心からの気配りであり、接する方々への心遣いなのです。
特に、挨拶が美しいと相手が受ける印象もグンと変わる
挨拶は、日常の生活の場面では欠かせないものです。作法に適った正しく美しい挨拶をすることは、人として国際人としての重要な資質となります。
挨拶はアイコンタクトを忘れずに一回一動作を
挨拶をするときには、1で述べた正しい姿勢で立ち、温顔で相手の目を見ます。相手の目を見るアイコンタクトはとても重要です。また、立っている時の両腕は自然におろします。
次に、その場に相応しい挨拶の言葉を述べます。ながら動作で挨拶をするのではなく、その人の前で一旦止まって、一回一動作で挨拶の言葉を終えてから、礼をします。
礼をする時には、腰から頭までが一直線上にあり、腰から身体を傾けますと、美しい礼となります。ぜひ鏡をご覧になりながらなさってみてください。
最後まで心を込めて身体を傾けた挨拶は心が伝わる
挨拶をするときには、それぞれの場面での自分の気持ちが、自ずと身体の傾きになって現れるものなのです。
最後まで心を込めることによって相手にその心が伝わる挨拶になり、相手が受ける印象も大きく変わるものです。ホテルやレストランの接客で受けたことがあるのではないでしょうか。
つづき▶【後編】では、メールでは代用ができない、品格のある大人ならではの大切なコミュニケーションとは? ビジネスメールを送る際に注意したいこととは?……についてお話を伺います__▶ ▶ ▶ ▶ ▶
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