人にお願いするのが苦手なあなたへ。【暮れの酉】〈2/12~2/18〉今週の占い【鳳凰数術】

ひとりプレーからチームプレーへ

 

仕事ができないと思われるのが心配なのは、本来「自分がすべき仕事」が能力不足のため完遂できていないという認識があるからだと思います。まずはこの認識を変えてみませんか。「自分がすべき仕事」ではなく「チームがすべき仕事」です。役割分担であなたが担当しているかもしれませんが、できなくてチームとして結果が出せなくなるよりは、人に助けてもらってでも結果を出した方が、チームのためになります。

仕事をサッカーの試合に例えるとわかりやすいと思うのです。自分がボールを持ったままで得点に繋げられないなら、シュートできそうな誰かにパスしたほうがいいですよね。ひとりプレーが上手になった次のレッスンは、チームプレーです。「チームのために何が最善か」という視座に立つステージに来ているということです。「あの人に任せたら安心」から「あの人は仕事を振るのがうまい」にシフトチェンジするタイミングです。

 

助けを求めるために必要な能力は「健全な想像力」です。相談者さんは助けを求めた相手が迷惑がったり、仕事ができないとさげすんだりするのではと心配していますよね。実際にそういうふうに言われたことがあるのかもしれませんが、たいていの場合「気にしすぎ」である可能性が高いです。

僕たちは相手の気持ちを想像するときに、架空の物語を捏造する傾向があります。自分が反対の立場なら迷惑だと感じるので、相手も迷惑だろうと推測しているのかもしれません。だとすれば「自分の仕事は自分だけでこなさなければいけない」というルールを廃止して、「お互いさま」を新しい基準にしませんか。

生きていればいろんなことがあります。ひどい頭痛がする日も、家族ががん検診で精密検査になって気が気でない日も、離婚調停の手続きに行かなくてはいけない日も。事情を知らない人の目には、ケアレスミスや仕事が遅いとしか見えないかもしれませんが、出来事の裏には何か事情があるのかもしれません。「今日は何だか暗い表情をしてるから、何かあったのかもしれない」と想像したら、ミスや遅延を責める代わりに「手伝おうか?」と手を差し伸べられるかもしれません。誰にだって事情がある。誰だっていつも完璧ではいられない。そう思うことが「お互いさま」な関係をつくってくれるはずです。

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