40代の女性が考えておくべき50代、60代そして「終わり」のこと
結婚=恋愛をやめてみる
若いころは、結婚と恋愛は別! と恋愛を楽しんできた女性も、結婚に焦りを感じてくると、この恋愛を結婚に結びつけないと……と、強迫観念が出てきて、男性に逃げられてしまったりすることも。
また、恋愛の向こうに結婚がチラチラと見えているので、そもそも結婚相手として考えられない相手とは恋愛しないと、恋愛に消極的になっている人も多いように思います。
ここでもう一度、「結婚と恋愛は別」と思ってみてはどうですか。そもそも、自分の生活リズムや価値観が出来上がっている今、つまり40才をすぎてから結婚すると、結婚は相当なストレスでしょう。
結婚にとらわれず、もっと自分の人生を楽しむこともありではないでしょうか?
それこそ、20歳ぐらいの男の子と恋愛したっていいわけだし、外国人との恋愛もいいでしょう。恋愛をどんどん楽しめば、結果的に、そのなかの一つが結婚へと結びつくかもしれませんし、別居婚という選択肢だってあります。
そもそも、40代で結婚をしていない男性は、「経済的に困窮している」「人間関係がうまくいかない」「自分の個性として、女性と相対することが40年間なかった」というような人が正直ある一定居ると感じます。
一人を楽しむ孤独のレッスン
さらに、恋愛を楽しむだけでなく、ぜひ趣味も楽しみましょう。趣味のない人は、まず趣味を見つけること。趣味がある人でも、もう一つ、新しい趣味を見つけるのもいいですね。そのためには、いろいろな場に一人で飛び込んでみることが大切です。
一人ごはん、一人旅など、一人で、どこかの群に飛び込んでいきましょう。その群に、思い切って飛び込んでみれば、意外と一人でも平気なことに気が付くはず。なんといっても「初心者」という立場は、すごく新鮮で、刺激があります。
また、今までの持っていた趣味は、さらに奥を深め、特技にしましょう。人に教えられるぐらいまで極めれば、いずれ収入につながります。仕事とは別の趣味の世界、サードプレイス、セカンドプレイスがあれば、自分にも、自信が付くようになります。
一人親方になろう!
女が一人で生きていくには、武装も大事。そこでおすすめするのが、「肩書」です。なにも会社員の「肩書」である必要はありません。私は今、名刺を5枚持っていて、それぞれ肩書が違います。一人ダイバーシティです。
私は、大学の准教授、キャリアカウンセラーという肩書以外にも、「一般社団法人 多様性キャリア研究所」を開所して所長になったりしています。
日本は肩書社会。だったら、自分の得意なこと、やりたいこと、自分で好きな武装をすればいいのです。最初は、友人に名刺を配る程度でもいいでしょう。
人生、最後は一人。結婚相手だけが、あなたのパートナーではありません。今のうちから、趣味の世界、仕事の世界、特技の世界と、新しい世界に、どんどん一人で飛び込んでいきましょう。
50歳からは自分が主役の人生を送る!
『女50歳からの100歳人生の生き方』 小島 貴子・著 さくら舎・刊 1,512円+税
日本女性の平均寿命は87歳を超え、多くの女性が100歳を超えて生きる時代に入りました。
これまでは余生といわれていた50歳以降ですが、そこには「未来」があります。著者の専門のキャリア心理学を駆使して、自分で100歳人生のシナリオが書けるように導いてくれる本!
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