東大生の多様性は「忙しさ」が生み出す!?   学業以外に優先しているもので、さらに磨かれる優秀さ

食事に誘って「1~2カ月後ならOK」は当たり前!?

学生によっては、これらのサークルやゼミに2つ3つ参加して、多忙な日々を送っています。新入生のためのオリエンテーションを準備する係になり、法律系のサークルと伝統文化系のサークルに所属する友人に、予定が入っていない夜はあるのか11月末に聞いたところ、「2月なら空いている」と言っていました。

女の子を食事に誘って、「ひと月後なら空いている」などと言われたら、「そんなに予定が入っているわけがない。ああ、この子は自分と食事に行きたくないんだな」と考えます。しかし、実際にはそれほど忙しい人がいるんですね。

 

環境問題に興味があって、仮面浪人で一橋大学から東京大学に入り、起業を学ぶ授業で発表したり、様々な環境系の研究室を訪問したり、EXPOに参加したりしている学生もいます。週末になると、どこかの企業の施設や研究室の写真、環境問題に関する国際的な報道についてSNSで投稿していて、環境問題についてずっと考えていることが伝わってきます。

東大生にはそれぞれ異なる学生生活があって、そのどれもが興味深い。そして、誰もが忙しい。

 

東大生の今と昔、その違いは?

少し前に50代の東大OBが東大生の前でこんなことを言っていました。

「卒業してから気づいたよ。大学は勉強するところなんだ。だから君たちも勉強しなさい」

聞いていた学生は、この人は何を言っているんだろうという顔をしていました。昔と今の学生は全く異なります。今の学生はみな授業に出席し、予習・復習をし、試験を受け、良い成績を取るべく頑張っています。それ以外の時間で、それぞれが探求したい何かにリソースを投入している。
東大生が圧倒的に忙しいということは、OBであっても想像できない域に達しているようです。

 

 

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