お金が貯まる人には共通点がある。全員が「やめていたこと」って?(後編)
節約と「お金の時間的価値」のバランスを正しく持つ
節約をするために、スマホの料金プランやキャリアを変更して無駄な支払いをなくす、電気・ガス・水道といった公共料金会社を変更して毎月の料金を5%下げる、古いエアコンを買い替えて年間電気代を数千円下げる…など、どれもとてもいい節約だと思います。
他にも、折込チラシやインターネット検索によって近所の日用品の価格調査を行い、1円でも安く買い物をする人がいます。とても素晴らしいことだと思います。まさに1円のこだわりです。しかし、節約するうえで大切なことは、お金を節約するだけではなく、時間の節約も大切なのです。
よく言われるのが、「今日の100円は明日の100円よりも価値がある」という言葉です。今日の100円を預金すれば、今日1日分の利息が付きます。また今日100円で購入できるものが、1年後に100円で購入できる保証はどこにもありません。だから今日の100円と明日の100円は価値が違うというわけです。これを「お金の時間的価値」といいます。
このお金の時間的価値につついて、もう少し考えていましょう。例えば、今日はお豆腐が近くのスーパーよりも隣町のスーパーの方が一丁10円安いからと言って、隣町のスーパーへ自転車で片道1時間をかけて買物に出かけたとします。往復で2時間という時間を消費することになります。2時間で節約できたのは10円です。仮にお豆腐を5丁買っても節約できたのは50円です。
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