
お金が貯まる人には共通点がある。全員が「やめていたこと」って?(後編)
あなたの1時間の価値はもっと高いはずです。仮に1時間アルバイトをした場合、東京都の最低賃金は1000円を超えていますから、2時間あれば2000円以上稼げることになります。こうした時間をお金に換算すると「節約」にも価値の高い節約とあまりに価値の低い節約があることがわかると思います。
お金を貯める人は、実はこの「お金の時間的価値」を非常に重要視する傾向があります。仮にどこかへ行く際に、歩いたら1時間かかる距離を、タクシーに5分乗って1000円かけて移動したとしても、1000円で55分という時間を買ってその分の時間を有効活用した方が得であると考えるわけです。お金も時間も同じだけ大切なことを理解しているのです。
節約を考える際は、こうした「お金の時間的価値」も一緒に考えると、無駄な出費もなくなれば、無駄な時間もなくなります。仮に買い物への自転車移動が、その人の運動を兼ねているというような場合があれば、それはそれで良いことだと思います。私が言いたいことは、お金が貯まる人の1円の重みのこだわり方を誤解せず、正しく理解してほしいということです。
人は物事に慣れるまでは何でも大変です。しかし、ある程度、日々繰り返すことで大抵のことを身に付けることはできます。まずは「お金を貯める人の習慣や意識」に学びましょう。そうすれば、きっとあなたもお金が貯まる体質がなっていきます。
これはお金に悩む人を数多く見てきた私だからこそ、自信を持って言えることです。今からお金の貯まる人の意識を持ちましょう。
<<この記事の前編:お金が貯まる人が「必ず持っているもの」とは?
文/市川雄一郎
グローバルファイナンシャルスクール校長。CFP®。1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産運用設計業務)。日本FP協会会員。日本FP学会会員。
1969年生まれ。グロービス経営大学院修了(MBA/経営学修士)。日本のFPの先駆者として資産運用の啓蒙に従事。ソフトバンクグループが創設した私立サイバー大学で教鞭を執るほか、金融機関の職員や顧客に対する講義や講演も行う。
「日本経済新聞」「日経ヴェリタス」「朝日新聞」「東洋経済」「週刊ダイヤモンド」などへの原稿執筆・コメント提供のほか、ラジオ日経などのメディア出演も多数。
グローバルファイナンシャルスクール(GFS)公式サイト:ht
体験版講座:https://toushi-up.com/
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