「その枕、まだ使ってるの?」意外と知らない、枕の「寿命」と「選び方」
枕選びは4つのポイントを押さえる!
枕が体に合っていないと、頭痛や肩こり、いびきの原因になったり、首のシワにも影響を及ぼします。
- 高さ
枕の高さは人それぞれ違います。低すぎるとあごが上がってしまったり、高すぎて首が詰まってしまうことも。枕の理想的な高さは、立ったままの自然な姿勢を
横になったときにそのままキープできるもの。

提供/nishikawa
あお向け寝と横向き寝でも高さが異なります。横向き寝では、肩幅に対応する枕の高さが必要です。あお向け寝と横向き寝の両方に対応できる、まんなかが低く両サイドが高めになった立体的な枕がベスト。
- 硬さ
柔らかすぎると頭部が深く沈み、不安定になったり、接触面が大きくなるため熱がこもりやすく、寝ぐるしくなりがち。逆に、固すぎると接触面が少なく、限られた場所のみで支えるので、しびれが出ることも。
- 大きさ
枕には寝返りを自由に打てる横幅が必要です。横向きになっても頭が落ちず、肩先までカバーできる「頭が3つ入る大きさ」が理想的。横幅50cm以上、奥行き35cm以上が目安となります。
- 素材
熱がこもらず、汗を吸収・発散させる通気性のよい素材が最適です。汗をたくさんかく方は、洗濯できる素材を選ぶと衛生的。
横向き寝をしないという方も、就寝中はひと晩で平均20~30回ほど寝返りを打ちます。長時間同じ姿勢を続けると血流が悪くなり、場合によってはしびれや痛みが生じることがあるからです。寝返りをスムーズに打てるようにすることで、質の高い睡眠をとる手助けになります。
目覚めたときに首や肩がこっていたら、枕が合っていないのかもしれません。適切な時期に新しい枕に替えましょう。
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