え、イメージと違う!これ何のお店?お金持ちの街では有名チェーン店の看板が謎におしゃれすぎる!その驚きの理由とは(後編)
【芦屋マダムが語る独特すぎる!?「芦屋あるある」連載 #4 後半】
芦屋では看板が全然目印にならない!?
公共機関である銀行や郵便局、駅ですら例外はありません。色合いだけでなく、屋上や道に広告を出すことも禁止されているため、どの店も近くに行かなければ確認できないので厄介です。
芦屋で生まれ育った子どもが、初めて市外の看板を目にした際、「ニセモノ」だと思わないだろうか、とちょっと心配してしまうレベルです。
そして例え目的地の角に郵便局があったとしても、この色合いでネオンサイン不可ともなれば、夜には真っ暗。
初めての道を運転する際など、至近距離まで近づかないと目印が確認できません。地味すぎる看板に通り過ぎてから気づくこともあり、行きすぎてしまうことも多発します。
もはやランドマークでもなんでもありません。不便なので、せめて全国共通の看板は見逃してもらえないかな、と思うこともあります(笑)。
芦屋では交差点にある店の看板は全く役に立たないことが多いため、交差点名をチェックされることをおすすめいたします。
もちろん周辺の自治体にはこんな条例は存在しないため、車で走行中に看板の明るさで隣の市に入ったことに気づく、という嘘みたいな話も“芦屋あるある”なんです。
看板より目立つのは…
ここまで規制が厳しい芦屋の街並みでは、真っ赤な郵便ポストが最も目立つ色。ポストだけは今のところ全国と同じ色をしています。
そして夜の街で輝くのは、信号と緊急車両の赤色灯。漆黒とも言える夜の街並みの中にあっては、取り締まり中のパトカーの存在が遠くからでもすぐわかるのは、便利な点かもしれませんね。
人工的な色が少ないため、もちろん自然の緑やさくらの花のピンク、海や山も美しく見えます。その景色を守ろうとする市民の意識の高さにも驚かされます。
屋外に明るいものがほとんどない芦屋では、花火もきれいです。毎年行われる芦屋サマーカーニバルの打ち上げ花火は、市民の楽しみの1つ。
「上の方」の住民は自宅やマリーナのクルーザーから、「下の方」の住民は会場や周辺まで出向き、思い思いに楽しみます。機会があれば、ご覧になってくださいね。
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