【バリ島の推しメシ】豚の丸焼きからダンスショーまで♪ 食文化と芸術を満喫!グルメスポット3選

3.バリ島の食文化と芸術を一夜で制覇!バリ舞踊にファイヤーダンスも鑑賞できる「カンポン バリ」

「カンポン バリ」は、ホテル「リンバ ジンバラン バリ by アヤナ」内にある本格シアター付きの屋外レストラン。月水金の週に3日、夜6時よりオープンしています。こちらでは、バリ料理を食べながらバリ島の伝統舞踊「ケチャックダンス」などのショーを見ることができるんです!

カンポンバリへと続くゲート

カンポンバリは「いろいろなバリ料理を食べてみたい!」という欲張りさんにおすすめ!私的にも食べてほしいと思うバリ料理がひと通り揃っているのでかなり満足度が高いと思います。
場所は宿泊施設から少し離れたところにあります。入口では民族衣装に身を包んだスタッフがお出迎えしてくれ、スレンダン(腰帯)を巻いてくれます。席に向かうまで、アートマーケットが道の左右にあり、気に入ったものはもちろん購入もできます。テーブルは白いテーブルクロスでセッティングされ、とても優雅。ステージまで映画館のように段差があり、ショーが見渡せるようになっています。

バリの民族衣装を着たスタッフがお出迎え

カンポンバリ内の様子

レストラン内には鯉池もあり、のどかな雰囲気

 

店内でのスケジュールはこのようになっています。

18:00 開場
18:20 バレガンジュールが楽器を叩きながらレストランを練り歩きます
18:30 ビュッフェスタート
19:00 バリ舞踊スタート(約1時間)
*ダンスが終わっても引き続き食事が楽しめます。

こちらのビュッフェ、料理のクオリティの高さはもちろん、種類もすごいんです。シアターに向かって右側は料理コーナー。バリ料理を代表するバビグリンはもちろん、サテ(串焼き)やバーベキューは焼きたて熱々をサーブしてくれます。ポイントを押えたメニューが用意されているので、ここだけでバリ料理を完結することができそうです!

料理系のブースはこちら。肉系、魚介類、野菜料理などバリエーション豊か!

冒頭でご紹介したバビグリン。私はもう見慣れましたが初めて見る方はなかなか衝撃的な姿ですよね。笑

バーベキューはお好みのサンバルをつけてどうぞ

お酒のあてにも最高なサテ。焼きたてが食べられます

野菜料理の代表格「ウラップ」はココナッツフレークとミックスしたもの

ブルンという海藻を使ったサラダ。魚の出汁(クアピンダン)を使って味付け

サンバルの種類もたくさんあります。いろいろ試してみるのも楽しいですね。おすすめは火を通さずに作るサンバルマタ

 

いろいろな料理をお皿に盛ったら、次はデザートへ。ショーをゆっくり楽しむためにもショーが始まる前に用意しておきたい私。笑

ステージに向かって左手にはデザートやドリンクコーナーがあります。デザートは冷たいものから温かいものまでいろいろ揃っていて、日本人の口にも合う、優しい味のものがいっぱいです。

(写真手前)コラッ Kolakはココナッツミルクの優しい甘さ  (写真奥)ブブールインジン Bubur Injinはブラックライスプディングとも呼ばれます

ジャジャンと呼ばれるバリの伝統菓子はカラフル。米粉からできたお菓子が多いです

バリの女性が大好きなルジャッ。主に酸味のある果物を甘辛ソースを和えていただきます

フルーツはスイカやパパイヤなどの定番以外にランブタンやクレンケンなど季節ものの果物もあります

アイスクリームはココナッツやドラゴンフルーツ、ドリアンなどの南国フレーバー!

飲みものはジュースやコーヒー、紅茶はもちろん、オリジナルカクテルも豊富です。

お酒類も豊富。(写真左)オリジナルカクテル「シークレットテンプル Secret Temple」Rp.185,000 (写真右)モクテル「チェンドラワシ Cendra Wasih」Rp.85,000

食べたいものが多過ぎてテーブルの上が大変なことに!ショーを観ながらゆっくり食べるとしましょう。笑

シアターでの舞台の前にはバレガンジュール(移動ガムラン隊)がレストラン内を練り歩きます。途中、レストラン内の祠で祈りを捧げたり、バリらしい雰囲気に包まれます。

19時になり、ショーが始まりました。まずはウェルカムダンス。歓迎の印としてダンスの最後に踊り子がお花を撒きます。

ウェルカムダンスに続いてはケチャックダンス。円陣のダンサーだけでざっと30人くらいいます。チャッチャッチャという掛け声とともに、ラマ王子とシータ姫のラマヤナ物語が繰り広げられます。

ケチャッの円陣

仲睦まじいラマ王子とシータ姫

舞台横の大きなスクリーンに日本語など物語の説明も流れるのでわかりやすいです。

背後にいる魔王ラワナにシータ姫がさらわれるシーン

英雄の白猿ハヌマンがシータ姫を救い出します

 

バリ舞踊の最後はバロンダンスで締めくくり。バリヒンドゥー教の世界観を表したダンスで、善の象徴バロンと悪の象徴ランダとの果てしなき戦いを描いています。どれもダイジェスト版で構成されていますので、飽きることなく観ることができますよ。

善の象徴であるバロン

悪の象徴である魔女ランダ

伝統的なバリ舞踊の次はファイヤーダンス。ゆらめく炎が妖艶で引き込まれます。途中、火炎放射器のように口から激しく火を吹く場面もあったりと目が離せません!

ラストには花火も一緒に!

 

最後はダンサーたちと記念撮影もできますよ。

 

……とかなり踊りに見入ってしまいましたが、ダンス鑑賞の後にも、まだまだお料理を楽しめる時間が十分にありますので焦って食べなくても大丈夫です。笑

 

Kampoeng Bali (カンポン バリ)
Rimba Jimbaran Bali by AYANA.   Jl. Karang Mas Sejahtera, Jimbaran, Kabupaten Badung, Bali 80364
Open : 18:00~22:00(月・水・金曜日)
料金:大人Rp.900,000 子供人Rp.450,000 (共に+21%税・サービス)
Tel : 0361 8468468
*要予約。ホテルに宿泊しない方も利用可能です

 

海外に出たらその土地の食べ物を試してみたいですよね。けれど、もし滞在期間が短いなら、なるべくハズさず食べてよかったと思うものに出会いたい。そんな料理に出会えたらその旅そのものがグッといい思い出に。私自身は食の相性が合わないところには住めないと考えていますから、バリ料理は素直に美味しいと思っています。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
サンパイ ジュンパ(それではまた)!

 

 

岡田美和
バリ島に住んで26年。バリ島発行のHISフリーペーパー「バリフリーク」編集部員を11年勤めた後、2011年に独立しデザイン会社「MIMO Creation」を立ち上げる。バリ島旅行関係の記事、情報など発信し、旅行社のガイドブック作成なども手がけている。

 

 

【Not Sponsored記事】

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