
「ノースリーブはマナー違反 ⁉ 」夏場の職場ファッション、どこまで許される? 日傘・サンダル・かごバッグはOK?
通勤時にサングラスを使用します。職場では避けるべき?
眩しさはもちろん、アスファルトの反射でサングラスが必要な方もいるでしょう。自分の健康を守るためには紫外線対策も必要ですし、中には日光アレルギーなどを持っている人もいます。自分の体は自分で守るしかありません。屋外で使用する分には個人の自由の範囲と考えてよいですが、職場やクライアントとの打ち合わせにはそぐわないので外すのが無難です。
夏の帽子は自分のファッションスタイル。職場でも被ったままでいいですか?
夏場の帽子の主な目的は日よけです。ですから、屋内に入ったら帽子を取ります。
ただし例外として、皇室行事をテレビで見てもおわかりのように、女性が正式なアフタヌーンドレスを着用している際の帽子は装いの一部となりますので、屋内でも帽子を取らないケースもあります。
また、もしお客様のご自宅に呼ばれた際、インターホンには姿が映りますので、玄関ではまず帽子を取ってからチャイムを鳴らしましょう。
追記しておくこととして、ご病気のため帽子を被って日常生活を送らねばならない方もいます。身近にそのようない方がいるときは、十分に理解し寄り添っていくことが大切です。
日傘を持って出て涼やかに臨むのはOK。横並びの時だけは気をつけて
帽子でヘアスタイルが崩れるのが気になるなら、日傘を常備してもよいでしょう。紫外線対策はとても大切ですし、お客様のところへの訪問時に日傘は使って大丈夫です。
ただし、複数人で他社訪問をする際、日傘をさして同行者と横並びで歩くのは通行の妨げになります。日傘はささないこととするか、日傘を諦められない日差しの際には、日傘をさしたいのでうしろを歩かせていただく旨を一言お伝えするなどの気遣いを。
レストランに入る際は、カジュアルな店ならともかくとし、席まで持参するのではなく預かっていただきましょう。
夏には籐のバッグがおしゃれ。きちんとしたレストランでも大丈夫?
きちんとしたレストランに大きなかごバッグはふさわしくありません。大きなものはクロークで預かっていただくのが通常です。
ただし、フォーマルな場所でも通用するのが、職人によって生み出されたようなクオリティの高い籐のクラッチバッグなどです。
夏場、お客様と食事の席では香水に気をつけて!
食事をする場合は、料理の匂いを邪魔しないように、できるだけ香りを付けないか、または顔から遠いところに少しつけるぐらいにするとよいと思います。特に夏場だと制汗剤の香りが強いものもありますので、食事の席の場合には香りに気を付けましょう。
「おしゃれ」と「身だしなみ」の違い
おしゃれの主役は自分です。いちはやくトレンドを取り入れたり、好きな色や柄にこだわってみたり、自分のスタイルを表現するのなら、どのような服装でもOKです。一方、身だしなみの主役は相手なのです。一緒にいる相手が気恥ずかしくなってしまったり、目のやり場に困ったりする服装はよくありませんね。自分の好みよりも、TPOを考えて服を選ばなければなりません。
あらゆるビジネスシーンで共通するのは、不快感を与えないこと
業界や職種によって求められる身だしなみは若干異なり、営業職の女性は、外回りと内勤でも服装が違います。
働く女性の装いは、周囲を不快にさせない絶妙なバランス感覚が求められます。職場で一目置かれる女性は、服装にもセンスが光ります。服装を意識すれば、姿勢や歩き方もきちんとしようと思うようになるでしょう。
相手を思いやる気持ちを持つ事を意識するだけで、周りの印象を大きく変えることもできます。ますます暑さが厳しくなりますので暑さ対策を忘れず、くれぐれもお身体を大切になさってください。
1 2
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 夏の通勤に万能なネイビーパンツ。選ぶポイントは、着心地・ラクラクお手入れ・体形カバー!【40代の毎日コーデ】
- 「予約がとれないブランディングスタイリスト」が50代女性に向けて提言する「自分をもっと好きになる方法」って?
- 女性の毛髪への新アプローチ「S-DSC毛髪再生医療」とは?「毛の成長を促す起点となる細胞の一つを移植する」治療への期待を専門医に聞きました
- 形がきれい!合わせて着るだけで上品見えする【ユニクロ】の黒セットアップ【40代の毎日コーデ】
- 【立ったまま1分!骨盤矯正】体のねじれを整えて、垂れ下がったお尻もぷりっと丸く引き上がった【鬼軍曹ゆか様ダイエット】
- 熱中症「頭が痛くなった」はもう危険スレスレ!昨年の倍搬送されている2025年、「この梅雨明けまえがいちばん危ない」これだけの理由【専門家が解説】
- 48歳独身女性、立ち上がろうとした瞬間「あれ??」。このめまい、もしかして「更年期」なのかな?【マンガ100人の更年期R】
- 「まさか、私が乳がんに?」53歳でがん告知。抗がん剤で動けないつらい日々に、私を支えてくれたものとは
- 大人気【ユニクロ】ワイドスウェットパンツ。オシャレな人が購入しているカラーとは【40代の毎日コーデ】
- 「意地でもシミを増やさない」紫外線対策4つのポイント。「日傘だけでは不十分!?」50代美白のカリスマ美容家さきめぐ先生に聞いた
- 技アリ白Tでさりげなくお腹をカムフラージュ。Tシャツインの着こなしに抵抗がある人、必見です【40代の毎日コーデ】
- 【熱中症搬送数激増中】実は6月下旬からの「高湿度」が最も危険!「さぼると熱中症リスク激増」の意外すぎる習慣とは?
- 「私の老化度、本当に54歳ぶんなのかな?」更年期以降は全員が気にしたい「自分の生物学的年齢」を計ってみたら衝撃的すぎる結果に
- 「体温が1℃下がると太りやすくなる」問題が、更年期世代の女性にとって特に深刻なのはなぜか?「お風呂に入る前たった1分でできるヤセ習慣」とは?【石原新菜先生が解説】
- 超激務ヘアメイク藤原美智子さんが「42歳で思い切って変えたこと」その顛末は?「顔も体も片側だけ引き攣った状態になるまで」働いて
- 「更年期のあと」ってどうなりそうですか?54歳コンビが語る「ここまでは冗談みたいにしんどかったけれど」の話
- 43歳、新しい職場で心が折れた。でも、25年ぶりにピアノを弾いたら胸が熱くなって──そこから私の転機が始まった
- 更年期後に「消える症状」と「そのまま残る症状」って?7万人のデータが教えてくれる「更年期の真実と、これからの人生」
- 更年期、どうやって乗り越える?運動、食事、サプリ、そして注目成分「ゲニステイン」まで、更年期の専門医が教えます
- 今の生活が「しんどい」なら「命の前借り」をしている証拠。知らずに「疲れを溜めてしまう」生活習慣とは【医師監修】
- 【徹底検証Hip Fit】はいて1日23分、ながらで使える手軽なヒップトレーニング!SIXPADの女性向けショーツタイプEMSで「ヒップから健康」は叶う?
- 「1年で約6倍」老化スピードが速い人と遅い人、その違いは?美人女医が伝えたい老化を早める3つの原因【医師監修】