#64 マジか…! 40代独女が直面した婚活の「壁」とは?【40代編集長の婚活記】
40代の婚活を始めて1年以上が経過したOTONA SALONE編集長アサミ。婚活パーティーや知人の紹介で男性と会ったりするも、なかなか上手くいかない。新たな出会いを求め、スタートさせたのは「婚活アプリ」。しかし、始めるや否やいきなり出鼻をくじかれて……。これは40代独女のリアル婚活ドキュメントである。
婚活アプリの「リアル」に愕然とする
意を決して登録した「婚活アプリ」。自分のプロフィールはもちろん、写真、希望の相手の条件なども記入した。男性からの「いいね!」や、メッセージなどは来るのだろうか。それらを待ちつつも、自分にとっていいと思う人がいるかどうか、男性のプロフィールチェックを始めた。
40代独女の婚活のリアルな壁は、まずそこにあった……。
男性が「希望する女性の条件」
婚活アプリには、おそらく私が希望する条件などに合っているであろう男性が表示された。パッと見は顔写真・年齢・住まいエリアが表示されるのだが、チェックボタンを押すともっと相手の詳細プロフィールが読める。
ひとまず顔写真・年齢・住まいエリアには関係なく、表示された男性一人ひとりの詳細プロフィールを見てみた。男性各自のプロフィールはもちろんだが、希望する女性の条件も読むことができる。
愕然としたリアルは、その「希望する女性の条件」だった。
だいたいの男性が、35歳まで、38歳まで、40歳までと書いている。わずかにそれを上回る人でも、42歳まで、44歳までがいるだけだった。私がチェックした男性たちの年齢は、みんな40~50代。40代が多く登録しているであろう婚活アプリだったにもかかわらず、求められている女性の年齢はせいぜい44歳までという現実……!!!
私はいま、45歳だ。
婚活アプリ市場にある「45歳の壁」
予想だにしていない事態だった。よく、婚活市場では「35歳の壁」「40歳の壁」があると聞く。しかし、40代に入ってしまったら、ある意味もうそんなに大差がないのではと思っていた。42歳だろうが48歳だろうが、40代は40代。そんなに細かい年齢差のグラデーションはないだろうと。
しかし、その予想は甘かった。どうやら「45歳の壁」というものも存在していたようだ。
もう少し早く始めていたら
私が婚活を始めたのは1年数カ月前。44歳のときだった。ちょっとだけ、タラレバな言葉が、頭の中をよぎる。
「もし、去年のうちに婚活アプリを始めていたら」
「婚活パーティと並行して、アプリも始めていたら」
1年前に、少なくとも今年の始めの頃に婚活アプリを始めていれば、私は44歳でスタートできた。だけどいまは、まぎれもなく45歳。
後悔先に立たず、とはわかっているものの、もう少し早く始めていればと思わずにはいられなかった。
女性の魅力は若さじゃない
40代の婚活において、年齢なんて関係ないと思っていた。さらに言えば、私自身、年齢に縛られない生き方をしてきた。「成人」にしても「結婚適齢期」にしても、その年齢は人それぞれが違う、と思っていたから。
だから20歳のときも「私は学生で経済的に自立していないから成人じゃない。だから成人式の着物はいらない」と両親に宣言したり(結局は、祖母の説得に負けて成人式に出席したのだが・苦笑)、俗にいう結婚適齢期になっても自分は違うと思って、結婚についてはまったく考えなかった。
女性の魅力は若さじゃない。年齢を重ねたなりの魅力がある。そう思って、いままでずっと生きてきた。
そのスタンスは今でも変わらないし、年齢に縛られない生き方、年齢を重ねた女性の魅力をもっと伝えていきたいと思っている。
その気持ちは変わらない、のだけれど。
45歳の独女、需要はないのか?
けれど、需要と供給……。
婚活アプリ市場の需要として、女性はせいぜい44歳が上限で、45歳以上の需要はあまりないという厳しいリアルをいきなり突き付けられた。
そして登録して数日が経過。誰からもメッセージが届くことはなかった。「いいね!」をいくつかもらったものの、相手のプロフィールをチェックしてみると、60歳以上の男性だったり、プロフィールが英語やイタリア語の外国人男性だったり、なぜか女性だったり……。なんとなくリアクションに二の足を踏む相手ばかり。
婚活アプリにおいては思いのほか45歳以上の女性のニーズがないことがわかった。この現実を突きつけられて、45歳と半年余りの私はついに「あること」を決意したのだった……。
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#65 モテない40代独女、婚活歴1年3カ月で決意した重大なこと【40代編集長の婚活記】
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