「顔もカラダもたるんできた~」太りにくくなる、たるみ予防、むくみや冷え改善。更年期世代には神すぎる【BCAA】

BCAAとは

Photo:O-DAN

BCAAは、9種類ある必須アミノ酸のうち、バリン、ロイシン、イソロイシンの3つの総称です。
枝分かれする分子構造をもつため、分岐鎖(ぶんきさ)アミノ酸とも呼ばれています。

美肌や筋肉をつくるために欠かせない栄養素であり、からだの内側から若々しさをキープする効果が期待されています。

以下は、BCAAの美容・健康効果です。

 

1.BCAAの美容効果

BCAAの摂取は、潤いとハリのある美肌と、健康的で引き締まった若々しいからだを目指すのに役立ちます。
BCAAを含むアミノ酸は、肌を潤わせる天然保湿因子(NMF)やハリ・弾力を保つコラーゲンの生成に関わる栄養素です。
また、BCAAはターンオーバーを促して、肌荒れの改善や透明感アップにも働きかけます。
ほかにも、筋肉の維持・増量をサポートして、「太りにくくする」「顔やからだのたるみを予防する」「むくみや冷えの改善にアプローチする」など、幅広い美容効果が期待できます。

 

2.BCAAの健康効果

いくつもの美容効果が期待できるBCAAは、健康維持に欠かせない運動能力にも関わる栄養素です。
BCAAは筋肉中に多く存在しており、「筋肉を動かすエネルギー源」「筋肉の原料」として働きます。
したがってBCAAを運動前に摂ると、筋肉に供給されるエネルギーが増え、運動パフォーマンスを向上させる効果が期待できます。
運動後や日々の栄養補給として摂取した場合は、筋肉疲労の軽減や筋肉の維持・増量にも役立つのです。

 

 

BCAAが不足するとどうなる?

Photo:O-DAN

BCAAを含む必須アミノ酸は、体内で合成できません。

BCAAの摂取量の目安は、体重1kgあたり85mgほどです。
40〜50代は食が細くなりやすいため、意識的に摂取しないと、BCAAが不足する可能性が高くなります。

BCAAが不足すると、「天然保湿因子(NMF)が減って、肌の乾燥やしわがひどくなる」「コラーゲン不足になり、肌のハリや弾力がなくなる」「ターンオーバーが乱れて肌荒れやくすみが気になるようになる」「筋肉が衰えて、顔やからだがたるむ」などの影響が考えられます。

また、BCAAが不足して筋肉量がどんどん低下していくと、将来寝たきりになってしまうかもしれません。

いつまでも若々しく健康的でいるには、BCAAを積極的に摂り、定期的な運動を続けるのが重要です。

つづきの【後半】では、BCAAの効果的な摂取方法をご紹介します。

>>>記事はこちらから

 

 

<この記事の監修者>

あんしん漢方 ライター
円山 真由佳(えんやま まゆか)

医薬品登録販売者。ドラッグストアでの医薬品・化粧品販売を経て、市販薬の使い分け方を広めるべく執筆・情報発信を行う。美容薬学・アロマテラピーの資格を保持し、インナーケアや女性の不調ケアにも精通している。表面的な悩みの奥にある潜在的な悩みをくみとり、対症療法ではなく根本改善を目的としたアドバイスを得意とする。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。

 

●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/


一般社団法人日本サプリメント協会理事長
後藤 典子(ごとう のりこ)

同志社大学文学部を卒業後、編集プロダクションを経て、医療・健康ジャーナリストに。2023年よりSフードプロジェクトのリーダーとして、機能性表示食品ののぞましい発展を支援する活動をしている。

 

●Sフードプロジェクト:https://s-food.net/

1 2

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク