「蟷螂」の読み方、わかるかな?草むらなどに生息している自然界のハンターだよ。【漢字クイズ】
「トウロウ」です。
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【漢字解説】
「蟷螂」を辞書で引くと以下のような解説が記載されています。
カマキリの漢名。〈[季]秋〉。〈色葉字類抄〉
広辞苑 電子辞書第六版 岩波書店
草むらによく生息している蟷螂こと、カマキリ。
カマキリは鎌を持っているように見えますが、鎌はカマキリの前脚を指します。
大きなカマキリは強そうに見えますよね。
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カマキリの豆知識
カマキリは全世界に約2400種、日本に約15種くらい生息しているといわれています。大きな鎌(かま)が特長で、天性のハンターといわれています。
カマキリの卵は1つからは200匹ほどの幼虫が生まれます。しかし、生き残れるのはわずかな幼虫だけです。
ハンターであるカマキリは前脚で獲物を捕まえ、食べていく必要があります。過酷な自然界で生き残るのは容易ではありません。
また、カマキリは立派なハネをもっています。通常は細いからだに合わせてハネを折りたたんでいるため、カマキリにハネがあることを知らない人も多いと思います。
「蟷螂の斧」の意味は?
(「斧」はカマキリの前脚を指す。小さなカマキリが前脚をふりあげて大きな車に向かってゆくという、「荘子」などに見える話しから)自分の微力な力量をかえりみずに強敵に反抗すること。はかない抵抗のたとえ。
広辞苑 電子辞書第六版 岩波書店
カマキリのようなハンター精神や強敵に立ち向かっていく勇気が必要なシーンがあるかもしれません。
※問題解説:オトナサローネ編集部
(意味や語源などは諸説ありますが、広く一般に知られているもので解説しています)
参考文献:海野和男『世界のカマキリ観察図鑑』 草思社 2015年
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