誰も教えてくれないけど、実は見られている。「あんなスーツで来るなんて非常識」と思われないための、お呼ばれのドレスコード【秋編】
秋の披露宴、ニットドレスやブランドの厚地デニムにしようかと思いますがアリ?
披露宴の招待状にドレスコードが書かれていない場合は、迷いますね。しかし、披露宴のドレスコードはフォーマルさが求められるため、季節感があるものであってもニットドレスや厚地デニムは一般的には避けたほうが無難です。ニットドレスやデニムはカジュアルな印象を与えやすい素材です。たとえ高級ブランド品であっても披露宴には向かないと思われます。
おすすめの代替案としては、秋らしい素材として、ジャガードやシルクやサテン。カラーは深みのあるボルドーやマスタードイエローなど。シフォン、レース、オーガンジーなど少し光沢感や高級感のある生地も良いでしょう。もし、ドレスコードについて迷う場合は、主催者に直接確認するのが一番安心です。
カジュアルな結婚パーティやリゾート婚でも「ドレスコード」はある?
カジュアルな結婚パーティやリゾート婚でも、基本的にドレスコードは存在します。ただし、フォーマルな結婚式と比べると、柔軟でリラックスしたものが多いでしょう。
本来ドレスコードとは、場所やイベントにふさわしい雰囲気を作り出し、参加者が一体感を持てるようにするために設けられています。ゲストの側から見れば、安心して当日を迎えることが出来ます。
また、正しいドレスコードを守ることは、礼儀や他の方への敬意を示すことにもなります。会場の格式や四季のスタイルに応じた服装を選ぶことで、主催者に対しても失礼にならず、周囲に良い印象を与えることができます。
友人が高級ホテルで結婚式をするのですが、昼の正装である「アフタヌーンドレス」って?
一般的にはなかなか目にする機会のない服装ですが、高級ホテルや格式のある場所ではアフタヌーンドレスを着用されます。テレビや雑誌などを通じて拝見する皇室行事の装いはアフタヌーンドレスですね。
正式な行事なので、着こなしにも厳格な決まりがあります。
ちなみに、夜の正装はイブニングドレスで格式のあるパーティなどがそうでしょう。着る時間が違うために、衣裳としての特徴も大きく異なります。もっとも大きな違いは、肌の露出です。イブニングドレスでは、肌を露出する方がマナーとして正しいとされます。その点、アフタヌーンドレスは真逆です。
昼間の披露宴での「セミアフタヌーンドレス」。具体的にはどのようなスタイル?
「正礼装」のアフタヌーンドレスよりも少しドレスダウンしたものが、準礼装にあたるセミアフタヌーンドレスです。背中や首元の露出度は、アフタヌーンドレスと同じく控えめである一方、スカート丈と袖丈はそれほど厳しい制約はありません。スカート丈は膝下からふくらはぎあたりの長さで、袖丈は半袖や五分袖のものを選んでも構いません。
招待状のドレスコードに「スマートカジュアル」とあった場合、どんな感じ?
「スマートカジュアル」をフォーマルではないと勘違いする方がいますがフォーマルに含まれます。ですから、きちんとした装いのことをいい、男性はジャケットやシャツで、女性はワンピースやスカートを着用するのが一般的です。
本記事では、秋の「お呼ばれ」で着て行ってはいけないものやドレスコードに合わせたチョイスについてお伝えしました。
▶つづきの【後編】では、アクセサリー選びや、オペラなどのコンサートのときの装いについてのマナーについてご紹介します。__▶▶▶▶▶
【編集部より】
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