なるほど盲点だった!老化を感じたときに「180度変えたら若返った!」メイクの「意外な」ポイントとは?「奇跡の67歳・天野佳代子さん直伝」【前編】
ファンデは肌悩みを隠すものではない。気になる粗には「ラベンダーの下地」一択
―イベントでヘア&メイクの長井かおりさんも天野さんのメイク論に感動されていましたね。早速ですが、天野さんのメイクテクニックをお伺いしたいです。
「ありがとうございます。長井さんにも褒めていただいたベースメイク、アイライン、リップについて今日はお話しますね。取り入れていただくと「可愛い人」という印象に近づくと思います。
まずは、ベースメイクについて。
ファンデーションの使い方を間違えている大人の女性は意外と多いのではないでしょうか。
粗を隠そうとカバー力の高いファンデーションを厚塗りしていませんか? もしくは、崩れやシワの目立ちを気にしてファンデを塗らなくなっていませんか?
どちらも自ら“おばさん化”を主張しているようなもの。正しいベースメイクの仕方を習得しましょう。
誤解されている方が多いですが、ファンデはあくまで肌色を整えるもので、シミなどの粗をカバーするものではありません。粗をカバーするのはファンデの前につける下地の役割。下地をきちんとつけておけば、ファンデは少量ですみ、厚塗りになりません。
私がおすすめする下地は、ラベンダーのコントロールカラー。シミやくすみをとばし、顔全体に透明感を与えてくれます。ラベンダーの下地はノーファンデ派の方にもおすすめです。作った感のない「可愛い肌」になれますよ」
▶▶次のページ 黒のくっきりアイライン。実はそれ、たるんで小さくなった目をさらに強調してしまいます……
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ご本人がすべて実証済みだから説得力が半端ない!
PROFILE
あまの・かよこ●美容ジャーナリスト。1957年東京都生まれ。20代で美容ライターとしてキャリアをスタートし、美容専門誌『美的』のエディトリアルディレクター、大人の女性向けの美容専門誌『美的GRAND』の創刊編集長を歴任。現在は美容ジャーナリストとして、書籍や雑誌の他、YouTubeチャンネル『天野佳代子のオトナ美容【歳をとるのは怖くない】』で情報を発信している。近著に『10年前より可愛くなる 大人美容の正解』(主婦の友社)。
撮影/佐山裕子(主婦の友社)
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