4つのコツだけで激変!紅茶が10倍おいしくなるとっておきの淹れ方
深まる秋、たちのぼるかぐわしい香気に包まれながら、
熱々の紅茶でひと息、なんて大人の女性にふさわしい豊かに時間なのでしょう。
今年は、紅茶にもっと詳しくなりたい、と
去る11月1日の「紅茶の日」に合わせて、紅茶飲料No.1ブランド「午後の紅茶」を販売するキリンビバレッジが、
帝国ホテルで行った紅茶セミナーに伺いました。
講師は、日本における紅茶の権威、磯渕猛先生。
権威、とはいえ、すごく気さくで楽しい方!
そして目からウロコでしたが、
紅茶は、高級な茶葉でなくても、
淹れ方次第で、ぐんとおいしくいただけるそうです!
完全にウケウリですが、
そのコツをご披露しましょう。
コツ1・水は汲みたてか、水は汲みたてか、軟水にすること。
沸かし直しのお湯を使うなんてもってのほか!
コツ2・湯の温度は95℃にすること。
決して沸騰させることなかれ! フツフツのフ、くらいで火をとめます。
こうすると湯に空気が含まれて、茶葉が開きやすいとのこと。
コツ3・茶葉を湯の中で踊らせること。
上の条件がととのっていたら、湯の中で茶葉が躍るように上下します。
これはジャンピングと呼ぶそうで、茶葉の味や香りを最大限引き出すそうです。
コツ4・すべての茶葉が下に沈んだら飲み頃。
さらに、日本茶のように湯を足して「2煎め」を飲むのはNG(渋みしか出ないので)、
ミルクティー(この言い方は日本のみだそうです)の場合は、
冷たいミルクを先にカップに入れることなども覚えておきたいことですね。
セミナーでは、実際にグラグラ沸騰した湯で淹れたお茶とくらべて見ましたが、
香りも味もまったく違いました。
ちなみに「相棒」で水谷豊演じる右京さんが、
高い位置からカップにお茶注いでますが、あればNGらしいです。
香りはティーポットの中で出てますし、そもそも危ないとのこと。(ですね)
しかも英国で紅茶は90%、ミルクティー、正しくは、Tea with milkで飲むとのこと。
右京さん、「細かいことが気になるたち」の英国通なのにね。
セミナーでは、特製サンドイッチやスイーツも登場!
イギリスでは昔、昼食が無かったので、夕食までの「つなぎ」として
軽食とともに午後に紅茶を楽しんだのが、
アフタヌーン・ティーの始まりだそうです。すばらしい習慣!
もちろん大人の女性らしく、優雅さを装いつつ完食しました。
ティータイムは、お腹も満足する豊かな時間のようです。
おみやげに磯渕先生の紅茶専門店「ディンブラ」の
「ディンブラ」の茶葉をいただいたので
我が家でもさっそく正しい淹れ方を楽しんでおります。
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