我が子を、他の子と比べてしまって苦しい…そんな自分に嫌気がさしたときに【発達障害】(後編)
東京で4人の子どもと暮らしているライター・岡本ハナです。長女はADHDと強迫性障害を併せ持ついわゆる発達障害児ちゃんです。
ある日、私たちは指定障害児相談支援事業所を訪問したのですが…。【後編】です。
<<この記事の前編:自分の子ども以外の発達障害児に初めて会って…
我が子の問題は大したことないのでは?と思って苦しくなり…
実はこのとき、私は初めて自分の子ども以外の発達障害児、及び知的障害児と接したのです。そして思いました。
「もしかしたら、私はすごく贅沢なことで悩んでいるのかもしれない」と…。
学校や自宅での様子をはじめ、生活を送る上での困りごとなどの面談をスタッフさんと進めたのですが、どうも自分の悩みが薄っぺらく感じてしまう。
しかし、ADHDと強迫性障害の診断書、検査結果などを見せるとスタッフさんから衝撃的なコメントが。
「なるほどね。たしかにワーキングメモリ指標(WMI)が著しく低いから、普段の生活で生きづらさは感じやすいでしょう。でも、きっとこのIQの高さがカバーしてくれてると思います。危ない行動や、してはいけない行動をとるのも、お母さんが注目してくれると理解してやっていますよ(笑)」
え!!そうなの!?
長女の当時のIQは103。平均は100なので、ちょっと高いだけ。むしろ、この数字で高いと言っていいものなのだろうか。でも、この場にいると、相談員さんが言っていることが理解できる気がする。
長女は、手洗いをし過ぎる強迫性障害はさておき、検査した日が違えばADHDの診断は出なかったかもしれない。
そうは思っていても、日常生活に戻れば今度は健常児と比べてしまう。常軌を逸した我が子について悩んでしまう。
そんなことは、たやすく想像できてしまうのです。
うちはまだマシ?でも苦しくて仕方ない 次ページ
1 2
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 40代50代には「骨活」と「腸活」どっちも大事!「どっちもできちゃう」森永カルダスヨーグルトのヒミツとは
- ゆらぎ世代は健康の見直し時期。自分のことは後回しになりがちだからこそ取り入れたい毎日の腸活&骨活習慣
- 40・50代スタイリスト・編集部員が「全買い替え」を決意した優秀すぎるブラ。「試着なしでOK」「着やせ」「つけている感覚なし」夢のようなブラがあります!
- 40・50代に告ぐ!「なんだか調子がゆらいできたな」と迷う人に「ララフェム」が推せる理由って?佐々木千絵さんが試したよ
- 50代、甘いものを我慢しない。私たち「ゆらがない世代」が考える、暮らしのちょっといいコト
- 70代までやりがいをもって働ける有望資格「保育士」が学費負担ほぼゼロで取得できる?JR蒲田「学研アカデミー」が評判のワケ
- 白髪に悩む40代、50代必見!自宅でムラなくきれいに染めるために知っておきたい「意外と見落としがちなポイント」とは?【毛髪診断士が解説】
- 「実は結構こわい歯周病」40代50代女性が知っておくべき「歯みがき知識」を歯学博士・倉治ななえ先生に聞きました