「私は死ぬならガンで、と思っています」私たちを救ってくれた看護師の言葉。父が「すい臓がんで余命3カ月」という現実を、家族全員が受け入れるまで
「もう私のことは大丈夫だから、お父さんのことに専念するよう伝えて」
するとお義母さんは、心配した表情を見せながら、「それは大変! もう私のことは大丈夫だから、お父さんのことに専念するよう伝えて」と言ってくれたとか。そこからは、義母宅への訪問や病院への付き添いはすべて夫が担当し、私は遠隔でのサポート(買い物や日中の電話対応)に徹しました。
改めて考えると、お義母さんが「サービス付き高齢者向け住宅」(介護型)に住んでいなければ、こうはならなかった。食事は食堂を利用でき、入浴や掃除もサポートしてくれる環境があってこそ成り立ったもの。もし1ヶ月でも引っ越しのタイミングがずれていたら……と考えると、恐ろしいです(汗)。
父のほうは、在宅で療養するための準備を進めます。優先したのは、「介護保険のサービスを利用するための申請」と「自宅エリアで訪問診療医を見つける」こと。そして、この訪問診療医、看護師との出会いが、この後大きな影響を及ぼすのですが……。これはまた、次回お話ししたいと思います。
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 「その肥満、病気かも? つまり治療できるかも!」更年期世代が知っておきたい「肥満症」のリスクと「受診すべき」タイミング【医師に聞く】
- もし10代20代の子どもが「月経不順」で困っていたら。親ができる「意外な助言」とは【40代50代が向き合う更年期】
- 「閉経する年齢は遺伝しますか?」閉経年齢そのものの予測は難しくても、血液検査で「卵巣の状態」は判定できる!【40代50代が向き合う更年期】
- 肌年齢マイナス14歳美容のプロが選ぶ。巻き戻し美容を叶える2025年マイベストスキンケアコスメ<化粧水以降編>
- 「その顔がむかつくんだよ!」仁王立ちで怒鳴り、時には首に包丁まで… 妻の激情に怯える夫と子ども。「それでも別れられなかった」理由とは









