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おせち料理の「三つ肴」黒豆・数の子・田作りにはどんな意味が?
「祝い肴三種」や「三つ肴」といわれ、おせち料理にはなくてはならないものは「黒豆」・「数の子」・「田作り」です。それぞれに意味やいわれがあり、縁起物とされています。
まず、黒豆は家族が1年間「まめ」に働けるようにとの意味が込められ、黒は邪気を払って不老長寿をもたらすとされます。
ニシンの卵である数の子は子宝に恵まれ、子孫繁栄の願いが込められています。またニシンには語呂あわせで、「二親健在」という意味合いもあります。
田作りは地域によって「ごまめ」とも呼ばれますが、田作りとは、田植えの際肥料として使われていた片口イワシが由来ともいわれ、よい米が取れるようにとの願いが込められています。
おせち料理を重箱に詰めるのにも意味があります
重箱に詰めたおせち料理を、当たり前にいただく方もいらっしゃるかもしれません。しかし、おせち料理は縁起物なので、「福が重なる」「めでたさが重なる」という意味を込めて重箱に詰めて食べる習慣ができたことも覚えておきましょう。
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