参拝前にこっそりチェック! これだけはおさえたい初詣のマナー3つ

新年あけましておめでとうございます。みなさんはこの記事をどこでご覧になっているでしょうか。初詣に行く前だったらラッキー!な情報をお伝えします。誰と一緒に参拝する場合も、これさえ押さえておけば、とりあえず恥ずかしい思いをしないというマナーを紹介します。

最低限これだけは知らないと恥をかく3つのマナー

1・手水舎(ちょうずや)の使い方って知ってます?

初詣に限らず、参拝に行くと必ず「これってどうやるの?」「えー、口すすぐの?」「びちょびちょになっちゃう!」などの声が飛び交う、手水舎。「ちょうずや」と読みます。そう、鳥居や山門をくぐったあとにお目見えする、第一の関門です。ご年配の方が参拝に慣れていらっしゃることも多いので、そういう方がいれば手順のチラ見もできますが、逆に参拝に慣れていない外国人も多い中、あなたが注目を浴びることもあるということを覚悟しておきましょう。大人の女性として知っておいて損はないことですし、日本人として恥ずかしくないように振る舞いたいものですよね。

基本的に、手水舎は、神様などに参拝する前に、自身の体を清める場所です。ですから、手洗い場所とは違うので、そういう心づもりでいましょう。汚れている、けがれているところを順に清め、最後に触ってしまった柄杓(ひしゃく)も清める。そういうことを理解していたら、手順やマナーも頭に入りやすいと思います。

 

方法

1 まずは一礼
2 右手で柄杓を持ち、水をすくい、左手を清めます。洗うわけではないので、濡らす程度でOK。この水を最後まで使うので、全部ジャーッと左手にかけないように。
3 そのまま柄杓を左手に持ち替えて、右手を清めます。これで右手もOKですよね。
4 もう一度柄杓を右手に持ち替えて、今度は口を清めます。口はつけないように。口はけがれているので、神聖な柄杓に触れてはいけないと頭に入れておけば間違ったことはしませんよね。さて、柄杓の中の水を左手で受けます。少しでOK。口に含み、はき出します。喉を潤す為のものではないので、飲まないように。あくまでもお清めです。はく時には左手で軽く口を隠すこと。間違っても「ペッ!」なんて出さないでくださいね。少量の水で済ませれば、衣服に垂れることもありません。大相撲でも取り組みの前に口を清めますが、その時は紙で口を覆っていますよね。
5 そのまま、もう一度左手に水をかけます。そう。口を付けましたからね。とことんお清めです。
6 さあ、あとはどこを清めればいいか分かりますか?そうです。今柄杓を握っている部分ですよね。左手をそっと添えて柄杓をゆっくり縦にし、残っている水を柄にツツーッと伝わせます。これでけがれた手で握っていた部分も清められたというわけです。

寒い中、水で清めるのは確かに冷たいかも知れません。でも、そこで水がかかるかもと、おそるおそる行うと、へっぴり腰になって、とてもみっともない姿になってしまいます。この際しっかり覚えて、スムースにできるようになったら素敵ですよね。そして、お清め中は、お喋りは厳禁です。

覚えやすいようにまとめますね。この際コピペしておきましょう(笑)

【メモ:手水舎で】
1 一礼
2 右手で柄杓を持ち、水をすくう。
3 その水で左手を清める
4 持ち替えて右手を清める
5 持ち替えて左手で水を受け、口を清める
6 口をつけた左手を清める
7 縦にして柄杓を清める

なお、利き手は関係ありません。左利きの人も、右手の柄杓で左を先に清めること。

 

2・お賽銭、遠くても「投げる」はマナー違反

御神前には海や山の幸が供えられました。その中でも特に米を白紙で巻いて包み「おひねり」としてお供えしました。
出典:神社本庁「お賽銭」

そんな神聖なものを、遠くから投げる人がいます。金属でできたものを力尽くで投げたら、人や建物に当たってしまい、運に当たるどころかバチが当たります。お供えするようなつもりでそっと入れましょう。大きな神社では、賽銭箱が遠い場合もありますが、その場合でも投げてはいけません。

お賽銭をいくらにするかも、お参りの列で話題になることです。「5円」は「ご縁がある」「10円」は「縁遠くなる」などと語呂合わせで考えるようですが、そんなことは神様には関係ないことですよね。気持ちが大事です。験担ぎをしたいのは、神様ではなく自分なので、語呂合わせは適当に
なお、夫婦でいくら、カップルでいくらではなく、ひとりひとりのお参りですから、ひとりひとり、お賽銭を用意しましょう。

3・柏手(かしわで)は打つ?打たない?

もともと、お参りは神社でもお寺でもOKな日本ですが、お参りの作法は少し異なります。
まず、神社。「二拝二拍手一礼」です。どうしても覚えられないというアナタ。もう「2・2・1」で良いです。神様を前にあたふたするくらいならこれで覚えてください。

【メモ:参拝~神社~】
1 賽銭を賽銭箱に入れる
2 鈴があれば一回だけ鳴らす
3 二回お辞儀
4 パンパンと、二回拍手する
5 感謝の言葉を捧げる
6 一回お辞儀する

神社によって参拝の仕方が違う場合があります。特に、今、出雲大社にいるアナタ、出雲大社は「2・2・1」ではなく「2・4・1」です。

お寺では手を叩きません。賽銭を賽銭箱に入れ、鈴を鳴らしたら、手を合わせて拝礼します。

【メモ:参拝~寺院~】
1 賽銭を賽銭箱に入れる
2 鈴があれば一回だけ鳴らす
3 手を合わせ頭を下げ、感謝の言葉を捧げる

なお、お参りは、日ごろの感謝を述べる機会。「車が欲しい」「宝くじに当たりますように」「合格しますように」などの願掛けをする際も、日ごろ見守られていることに感謝をしてからにします。また、お願いの丸投げではなく、自分はそうなるべく努力しますので、どうか見守っていてくださいというお願いの言葉が良いようです。
なお、神前で願をかける場合、住所を言うのがルール。神様からしたら「あなたは、どなた?」という状態なのだそう。
そして、その願いが叶ったら、「あの時の私です」とお礼を伝えに行くことを忘れずに。

 

以上、初詣のルールを簡単にまとめました。時代は変わります。初詣をしたらどこにも寄らず帰らないと福が落ちるという説も、貫き通すのが難しいですし、大晦日に並んで参拝したら、年明けにもう一度同じところを参拝しなくてはいけないというものも、行列の長さから考えて無理な神社もあります。その辺りは、時代の流れに添いつつ、そもそもの感謝の気持ちだけは忘れないようにしたいですね。

 

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