更年期の眠気やだるさ、どうしたらいいの? 薬剤師が対処法を教えます!

血糖値をコントロールするには漢方薬もおすすめ

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「更年期症状がつらいけれど、ホルモン補充療法には抵抗がある」
「血糖値スパイクが起こりにくい体質になりたい」

そんな人には漢方薬がおすすめです。漢方薬は不調の根本改善と体質改善により理想の健康へ導くことを目的としており、効果も認められています。自然の生薬で作られた漢方薬は、毎日のむだけでからだにやさしく作用していき、理想の健康を目指せます。

更年期の血糖値スパイクの改善には、「消化・吸収の機能を回復する」「脳やからだに酸素や栄養を届ける」といった作用を期待できる生薬を含む漢方薬を選びましょう。

以下の漢方薬が使われることがあります。

<更年期の血糖値スパイク対策におすすめの漢方薬>

・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
疲労がたまり、胃腸の働きが低下している人に。
胃腸の機能を整え、倦怠感を和らげます。

・六君子湯(りっくんしとう)
食欲がなく胃弱で、疲れやすい人に。
余分な水分を体外に排出し、胃腸の働きを高めます。

漢方薬を選ぶ際の重要なポイントは、その人の状態や体質に合っているか、という点です。
うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。

どの漢方薬が自分に向いているのかを見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめです。
「あんしん漢方」などのAI(人工知能)を活用したオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。

「オンライン個別相談」を利用すれば、漢方のプロが個人に効く漢方を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれます。
相談もスマホで完結ですので、対面では相談しにくい悩みも気軽にできますよ。

●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

 

血糖値スパイク症状が気になる場合は、まずは病院の受診を

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更年期の眠気やだるさは、女性ホルモンのエストロゲン低下の影響により、自律神経のコントロールが乱れることで起こります。
また、更年期以外にも、血糖値スパイクが原因になることがあります。

血糖値スパイクとは、食後に血糖値が急上昇した後、急激に低下することで生じる不調のことです。
加齢や病気によって膵臓のインスリン分泌機能が低下することで引き起こされます。

もともと更年期は糖尿病リスクが高いため、眠気やだるさなどが気になる場合は、ひとりで悩まずに医療機関で診てもらいましょう。

<<本記事の前編:その眠気、糖尿病予備軍かも? 40歳を過ぎたら「知らないと怖い」眠気と病気の関係とは

 

<この記事の監修者>

あんしん漢方(オンラインAI漢方)

薬剤師
碇 純子(いかり すみこ)

薬剤師・元漢方薬生薬認定薬剤師 / 修士(薬学) / 博士(理学) 
神戸薬科大学大学院薬学研究科、大阪大学大学院生命機能研究科を修了し、漢方薬の作用機序を科学的に解明するため、大阪大学で博士研究員として従事。現在は細胞生物学と漢方薬の知識と経験を活かして、漢方薬製剤の研究開発を行う。

世界中の人々に漢方薬で健康になってもらいたいという想いからオンラインAI漢方「あんしん漢方」で情報発信を行っている。

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