美味しいパンが食べたくなったら! オトナの女性におすすめ東京のパン屋3選

2016.09.05 FOOD

「美味しいパン」って、人をハッピーにしてくれますよね。ここ数年、パリの人気店の日本進出や素材にとことんこだわった店が続々オープン。ますます選択肢が広がりました。そんななかから、特にオトナの女性におすすめの3軒をご紹介します。

パリのエスプリがきいたカレーパンに、カレーパンの概念が覆る!?

パリの人気パン職人、ゴントラン・シェリエ氏が手がけるベーカリー「ゴントラン シェリエ」は、現在(2016年9月)、日本国内において東京、仙台・福岡・名古屋で計6店舗を展開中。おもちゃ箱をひっくり返したような、多種多彩なパンに心躍る同店では、いつも買いすぎてしまう傾向が……。でもどれもおいしいので後悔はありません!
ザ・おフランスの象徴ともいえる「クロワッサン」はもちろん、パリで人気のパンや食材に、シェリエ氏が日本で巡り合った、日本独特の素材を加えた、日本ならではのパンも同店の魅力のポイントです。仙台、名古屋、福岡にはそれぞれご当地パンもあるんですよ! ちなみに、10月中旬までは日本上陸4周年を記念して、ご当地パンを日本全店で販売中なので、この機会にチェックしてみてはいかがでしょう。
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というわけでどれも美味しいのですがいちばんのおすすめは何かと問われれば、私のイチオシはカレーパン。こちらのカレーパンは、揚げてもなければ、包んでもいません。初見では、「え、これがカレーパン?」と戸惑うこと間違いなし! しかし、パリのエスプリがきいた、しゃれおつなこの子は、じつはかなりの実力派。白いパン(そう白いパンなんです)とチーズ、カレー、そして季節ごとの野菜が完璧なまでの調和を奏で、独特な世界を作り上げています。

多くは語りません(散々語っていますが)。ぜひ、カレーパンの底知れぬ奥深さを実感してください。現在は秋バージョンとして、3種のきのこやかぼちゃが入った、「かぼちゃときのこのカレーパン」(220円)を販売中です。

ゴントラン シェリエ http://gontran-cherrier.jp/

 

美味しくてヘルシーでな、ふすまパン専門店「Fusubon」

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「ふすまパン」ってご存知ですか。小麦などの穀物の外皮や胚芽「ふすま」を使って作ったパンのこと。小麦粉と違い、糖質を多く含む胚乳が一切含まれていない「ふすまパン」は低糖質。ダイエット中の人はもちろん、糖質制限食を必要としている人の代替食としても注目を集めています。
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でも、これまで「ふすまパン」というと、独特のクセがあり、「あまり美味しくない」「ちょっと苦手」という声もちらほら。そんななか、ふすまパンの専門店「Fusubon」(フスボン)では、体にやさしいだけでなく、美味しさを追求。希少糖、ドライフルーツ、天然甘味料を使用した「Fusubon」のふすまパンは、くどくなく、さわやかに広がる甘みが特徴で、ふすま独特の食感とともに、口の中にふわっとほのかな甘みが広がります。それでいて、1個あたりの糖質量はご飯1膳の 1/10 から 1/5 程度というのだからうれしい限り。
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店舗は、2016年7月末に、恵比寿から代官山に移転。通販もできます。個人的なおすすめは、「ブラックペッパースモークチーズ」。ビールやワインとの相性もばっちりです。

Fusubon http://www.fusubon.com

バターの香り高い、パリ仕込みの「クロワッサン」にうっとり

c表参道に店舗を構える、「リチュエル パー クリストフ・ヴァスール」は、パリで人気のヴィエノワズリー専門店。同店のオーナーシェフであるクリストフ・ヴァスール氏のパンは、フランス料理界の巨匠、アラン・デュカスをはじめ、パリの多くの高級レストランでも支持されています。

「ヴィエノワズリー」というのは、酵母発酵させたパン生地や様々なペストリー生地を焼いた菓子パンのこと。なんだか難しそうですが、クロワッサンやデニッシュを思い浮かべてもらうとわかりやすいと思います。
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自慢の「クロワッサン」(350円)は、一般的な生地の約2倍にあたる30時間発酵させた生地を使用。ひとつひとつ手で丁寧に成型し、いまでは希少な石床式のオーブンで焼き上げています。ヴィエノワズリーが焼き上がるまでの製造工程が見ることもできるので楽しいですよ。パリジェンヌも絶賛するこちらのクロワッサンは、美味しいのはもちろんのこと、翌朝、軽くトーストして食べてもさくさくした食感が楽しめるというのもすごい! 翌日、トーストしなおしたものでも、中の層は口のなかでほろりととけていき、バターの芳醇な香りに満たされます。
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そして、ぜひチェックしたいのが、「クロワッサン」と並ぶ同店の看板商品「エスカルゴ」(390円~)。自家製カスタードクリームをクロワッサン生地でエスカルゴ状の曲線で巻いたペストリーで、フレーバーは季節ごとに常時5種類。パン1個のお値段にしたら、決してお安いとはいえませんが、サイズも大振りでかなり満足感があります。ひとつひとつ手作りなのでかたちや焼き加減に違いがありますが、私は裏面の染み出したバターが焦げている感じが好きで、つい焼き色の濃いものを選んじゃいます。カロリーのことは気にせず、美味しくいただきましょ~!

リチュエル パー クリストフ・ヴァスール http://rituel.jp/

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