死にたいのかな…この猛暑に認知症の義母が「水なんて飲まない」と拒否、しかも部屋はサウナ状態。この夏、周囲がすべきことは何?

「こんなに暑いのになぜ水を飲んでくれない……?」周囲も困惑、頑固な義母の水分補給に悩む夏

3年ほど前、脳神経外科にて「認知症」(軽度~中等度)という診断を受けたお義母さん。現在は、我が家の近くにある<サービス付き高齢者向け住宅>(サ高住/食堂付き)で暮らしています。

 

「お義母さま、今日もあまり水分を取らなくて……。ちょっと、こちらでも対策を考えてみますね」

 

そんな話をデイサービスの担当者からされた帰り道、私の脳裏には「熱中症になりかけて大騒ぎ」だった昨年夏の記憶が蘇り、「もう、あんなドタバタは避けたい!」と強く思っていました。

 

7月1日、気象庁は「国内の6月の平均気温は平年より2.34℃高く、1898年の統計開始以来、最高記録を更新した」と発表。オトナサローネに掲載中の記

「【熱中症搬送数激増中】実は6月下旬からの「高湿度」が最も危険!「さぼると熱中症リスク激増」の意外すぎる習慣とは?」にもあるように、最近は「熱中症による救急搬送」のニュースも多く耳にするようになりました。

 

「暑いと思わない」「喉の渇きを感じにくい」「汗をあまりかかない」などの理由から、熱中症を発症しやすいとも言われている高齢者。体内の水分量が若い人より少なく、暑さや喉の渇きを感じにくくなる傾向があるようです。そのため、喉が渇いていなくても、こまめな水分補給は重要とされています。

 

そんな中、水分補給を頑なに拒み続けるお義母さん。特に昨年の夏あたりからさらに強く拒否するようになり……。2年以上お付き合いのある介護ヘルパーさんからも、「以前は『私、この麦茶とサイダーが好きなのよ』なんて(ペットボトルを)見せてくれて、それなりに飲んでいた気もするんですけどねぇ。最近はお茶やお水を勧めても、断られてしまうんです」とのこと。

 

もともと頑固で人に強要されるのが嫌いな性格を考えると、このまま「飲むように勧める」を続けてもおそらく逆効果。ケアマネージャーにも相談したところ、「なぜ、水分補給を嫌がるのか?」の理由を一度明確にしたうえで、「徐々に飲んでもらえる方法を考えてみては?」とのアドバイスがありました。

 

その話を夫に伝えると、翌日お義母さんに日用品を届ける際、「なぜ飲まないのか?」の“探り”を入れてみるとのこと。例のサイダーを持参し、「いい流れになったら飲んでもらう」とも言っていましたが、私は正直「難しいだろうな……」と感じていました。

 

>>いやな予感は当たってしまう…「案の定義母は」

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