身体が硬くてもOK!身体温め、座りながら骨盤でテクテク歩き

この春、新調したコートで早速お出かけしたものの、帰り道では身震いするほど身体が冷えてしまった……

気持ちの上では春到来ですが、まだまだ季節の変り目ですね。

私の住む逗子では、すでに裸足でビーサンのサーファー達が嬉しそうに季節を先取りで過ごしています。しかし、身体の芯まで冷えているのでは?全身を温めるには骨盤で歩くことをオススメします。身体が硬い人でも大丈夫!冬眠から目覚めましょう!

身体の中心から温かさを大きく広げ全身へ

身体の冷えは、自分で気がつかなければ対処も出来ないのがネック……たとえ冷えていても本人が気にしなければ、冷え症ではないのですね。これが大きな病への引き金になっていることも気がつくことができないのが、身体の冷えの重大ポイント。

最近では男性の冷えも目立ちますが、やはり筋肉量の少ない女性の冷えが多いです。月経時には体温がグッと下がることもあるので、一見すると冷え症かな?と思うのですが、これは一時的なもの。

常に足先指先の末端が冷えている方や下半身だけが冷えている、お腹周りが冷えているなど不快感、むくみ、肩こり、頭痛など、リンパ液や血液の流れが滞りなかなか身体が温まりにくいなどの症状には、骨盤周りを動かしてしっかりとセルフケアをしましょう。

末端冷え症で靴下を重ね履きしていても、交感神経が優位のままでは血管が締め付けられているので、いくら外側から温めていても身体の中は温まりません。薄着になる春時期は要注意、身体の中心を温めることが有効な対処法です。温まりきった身体を脳が感知し、体温を調節するために末端の血管を広げ、手足の末端まで温かい血液が届くようになります。

身体の上半身と下半身を繋ぐ「腰」と、リンパ液の集まる足の付け根「鼠径(そけい)リンパ節」をほぐす一石二鳥でありながら、とても簡単な骨盤テクテク歩きをご紹介します。

 

骨盤でテクテク歩いてみましょう!

 

①両足を前に伸ばして座ります。長座です。(なるべく膝を伸ばす)

②肘を軽く前に曲げ、脇を締めます。

③お尻(座骨)で歩くように、片足ずつ前へズルズル歩きます。

④腕を振ると歩きやすいですよ。

⑤前へ30歩、後ろへ30歩。(場所がなければ10歩×往復3回)

⑥股関節を緩めるように、両足をブラブラと左右に振り力を抜いて終わりにします。

効果:骨盤を正す、股関節周りの血流促進、腰痛予防、坐骨神経痛予防と緩和

 

スムーズに歩けましたか?後ろへ歩くのは少し難しいですよね。

冬眠から目覚める虫たちのようにモゾモゾと骨盤で歩き出して見てください。身体の奥から目覚め春の活動をしたくなりますね。

 

「安藤けいこさんの個人ワークショップが開催されます」
■3/18(日) 10:00-11:30「シャンティヨガと呼吸法実践」 
 神奈川県 逗子市新宿
詳細は、http://kokucheese.com/event/index/507527/ 

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