おなかスッキリ! 腸を整えればやせる、便秘・アレルギーも改善。和の発酵食品に注目です!

和の乳酸菌1.味噌

味噌

味噌に多く含まれている乳酸菌は、耐塩性が強いことが特徴です。味噌汁を毎日飲むと腸を掃除するといった乳酸菌の効果のほか、大豆イソフラボンによる女性ホルモン様作用や、睡眠ホルモンであるメラトニンを分泌させるアミノ酸が含まれていて良質な睡眠をたすける働きも期待できます。

和の乳酸菌2.しょうゆ

Soy sauce

しょうゆ乳酸菌は、しょうゆの醸造過程で、しょうゆの味に深みを与え、香りを引き立てる役割を担っています。ある種のしょうゆ乳酸菌は、市販のヨーグルト乳酸菌よりも強い抗アレルギー活性があることが発見され、アレルギー症状の改善効果が期待できるともいわれています。

和の乳酸菌3.漬け物

京風漬け物 Japan, pickle of Kyoto of the ancient city

そして、漬け物に多く含まれている乳酸菌は、酸っぱさの元になっています。また、日本の漬け物だけでなく、韓国のキムチ、ドイツのサワークラウト、ヨーロッパのサワーブレッドにも乳酸菌が豊富に含まれています。
こんなにも体にいい効果がある乳酸菌を含んだ和の食材ですが、近年は和食を食べる機会が以前に比べ少なくなってきています。毎日の食卓に、漬け物やお味噌汁がないという家庭も増えているのではないでしょうか? 乳酸菌を日々の食事に積極的に取り入れれば、私たちの食卓は豊かになり、栄養面においてのバランスも良くなるはずです。

 

納豆をプラスするとより効果アップ

Soy beans and natto納豆菌は、この乳酸菌の数を増やすはたらきを持っています。乳酸菌と納豆菌を同じ様なタイミングで摂ると、二つが合体。乳酸菌を増やし、パワーアップしてくれます。納豆にしょうゆをたらせば納豆菌+乳酸菌のメニューになります。
また、納豆菌は体の毒素を外に出すはたらきもあるので、一石二鳥です。腸内環境が悪化して便秘になると、毒素が出ますからね。

朝食を、お味噌汁、漬物、しょうゆをかけた納豆にしてみてはいかがでしょうか? 腸がスッキリしてダイエットになるほか、アレルギーの症状緩和効果も期待できますよ!

 

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「朝の腸内リセットがカラダを変える」
著者:松生恒夫(松生クリニック院長、医学博士)
単行本(ソフトカバー): 192ページ
出版社: 主婦の友社
ISBN-10: 4074039796
ISBN-13: 978-4074039791

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