気をつけて!感情を表す言葉のダメな使用例「号泣」「失笑」あと1つは
「号泣する」 「失笑する」 「琴線に触れる」これら感情を表す言葉を間違って使っている人に出くわします。しかもこれらの言葉は人間の喜怒哀楽に関わる言葉なので、タイミング悪く間違えるとそれこそ「失笑」されます。
文化庁の「国語に関する世論調査」では、毎年言葉に関する情報を発表していますが、どの年の結果を見ても、言葉に関する意識は高いようです。最新の平成28年度調査の発表では、「きちんとした言葉遣いができないと、社会から認めてもらえないという雰囲気があると感じるか、それとも、感じないか」を尋ねた解答で、実に74.8%の人が「そう感じる」「ややそう感じる」と答えています。敬語を始め、実は小中学校で習った言葉のルールを、社会人になってから勉強し直す人も多いのではないでしょうか。
これらの感情を表す言葉ほど、間違っている時に訂正しにくい言葉はありません。
「昨日のお通夜では、遺族の方が声を殺して、肩をふるわせて号泣。見ていられませんでした。」
こんなことを言われたシーンで、
「号泣って、大声上げて泣くことよ。声を殺して『号泣』はありえないわ」なんて指摘できませんよね。
今日はそんな言葉の中から、誤用、特に感情を表す言葉の誤用を3つ挙げてみます。
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