「愛されなくても、私は私」支配の結婚生活を生き抜いた妻が見つけた“自分の居場所”とは
長い結婚生活の中で、Jさんが見つけたのは、「愛される自分」ではなく、「自分を失わない生き方」でした。愛されなくてもいい。理解されなくてもいい。ただ、自分の心だけは、誰にも支配されない……。その静かな決意が、Jさんの中に確かに灯っていました。
夫の冷たい視線にも、もう怯えなくなりました。感情をぶつけても夫には届かない。だからこそ、「もう何も感じない」と自分に言い聞かせ、Jさんは逆に心の平穏を取り戻したのです。
夫はまだ、Jさんが支配の外に出たことに気づいていません。けれどJさんの心は、夫の言葉にも態度にも、もう反応しません。“何も気にしない”という選択が、彼女の自由を守っていました。
モラハラの支配とは、相手を否定することで自分の優位性を保とうとする行為です。だからこそ、被害を受ける側が反発しようとすれば、支配者はさらに力を強めてきます。
Jさんは、その構造に気づいたのです。「戦わないこと、気にしないことこそ、心を守る強さ」だと。
支配から抜け出す第一歩は、相手を変えることではなく、“心まで奪わせない”と決めること。
Jさんは、夫の前で笑うようになりました。それは作り笑顔ではなく、本当の笑顔。夫はその笑顔が、自分の支配から解き放たれた証だとは気づいていません。
やがてJさんは、離婚を見据えてカウンセラーを訪ねました。「今まで本当によく頑張りましたね」その一言を聞いた瞬間、こらえてきた涙があふれました。
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モラハラカウンセラー
麻野祐香
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