お金がじわじわ貯まる「美人財布」はこう作る!毎日棚に置いて休ませる勢いで

痛み財布ももちろんダメ!

ダメ3■財布が傷んでいる

角が破れていたり、表面の色がはげていたりと見るからに傷んでいる財布もお金が貯まりません。思い入れのある大切な財布であれば、メンテナンスしながら大切に扱うことで傷まず何年でもキレイに保つことはできます。

 

財布が傷んでいるということは、中身のお金も大切に扱っていないこととイコールです。ATMから引き出して財布にお金を入れておくと、何も考えずにあるだけ使い、なくなったらATMから引き出すという繰り返しとなり、何にいくら使ったのか把握できていません。

 

マネー相談でも、お金が貯められない人の特徴に「そんなに使っている気もしないのですが、お金が全然貯まらないです」という話をされます。財布に残った残高しか気にならず、何に使ったのかわからないのです。

 

たとえば、ブランド品の財布を海外旅行などの際に購入して新調したての時は、丁寧に扱う人は多いでしょう。財布の中身もキレイに整えられ、気持ちも豊かになるような気分になります。それが、一旦レシートが貯まり始めると財布に対する愛着心が崩れはじめ、あっと言う間に「ブス財布」へと変貌するには、そう遅くはありません。

じゃあ、プロから見た「お金が貯まる人」の財布って?

お金が貯まる人の財布は、一目にみてキレイに扱っているなという感じがわかります。財布が傷んでいないのはもちろんのこと、カード類も必要最低限収納されていて、ポイントカードなどはカードホルダーに収納し別にして持ち歩いています。

 

また、レシートはその日に購入したものだけ入っています。お札も同じ向きに、千円札、5千円札、一万円札と順番に並べて収納されています。お財布の中身が整理されているため、小銭も出しやすくレジで小銭もスマートに出すことができ小銭でパンパンということもありません。

 

お金をきちんと貯める人に共通している習慣は、自宅に帰宅したら、まずお財布の中身の整理をするため、その日にいくら使ったのかすぐに把握できるということ。使い過ぎたなと思ったら次の日から無駄遣いの無いように気が引き締まるそうです。なかには、財布を棚に置いて休ませるというぐらい大切にしている人もいます。

 

お金を貯めるためには、まずは「ブス財布」から脱して、お金を入れる財布をキレイに大切に心がけることで、お金の貯まるペースが格段に早くなります。自分の財布はどうなのか、改めてチェックしてみましょう。

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今関倫子 ファイナンシャル・プランナー

外資系保険会社勤務中にファイナンシャル・プランナー(FP)を目指し、AFP(日本FP協会認定)資格取得後、独立系FP事務所に転職。女性を中心に年間のべ200件以上のマネー相談を受け、多くの経験を経て独立。個人マネー相談、執筆、マネーセミナーを中心に活動中。FPCafe登録パートナー。

 

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