40代の「3㎏くらいやせたい」ダイエット、成功と失敗はどこがボーダー？

2018.05.12 WELLNESS

40代のダイエット

40代になったらとたんにやせにくくなった！という声、結構聞きます。先日もそんな経験から「やせ菌」のダイエット連載が始まったところ。（酢キャベツ＆玄米＋あの発酵食で【ヤセ菌】を増やせるか!? 10日間体験レポート#1）

これまで「2㎏くらいの増減はいつもあった」から、ちょっとセーブすれば落ちると思ってた。でも、油断していたらもう全然ダメ…これはどうすれば…

そこで、「どうすると失敗するのか」「なんで成功したのか」ボーダーを探りました！

１・まず「これは絶対失敗する」NGダイエットとは

●単純なカロリー制限はダメ。

小さい頃はクラシックバレエ、10代以降は体操を真剣にやっていて、体重制限を厳しく課せられていた。カロリーをとにかく抑えるため厳しい食事制限をしていた。でもバレエも体操もいい結果が出なかった。理由は怪我が治りにくく、しかも故障しやすかったため（今も怪我しやすい）。単純なカロリー制限だけだと体重を維持できても、耐えきれない身体にしかならない。管理栄養士になった理由はそこにある。カロリー制限しても、栄養バランスを崩しちゃダメだと世間に訴えたいし、それが役割だと思う（←絶対書いてね！）。テレビ番組なんかで無理なダイエットをギャグで出していても腹が立つ。身体を粗末にしていいことなんかない！（47歳・既婚者）

●玄米食は人を選ぶらしい。

ナチュラルな生活がおしゃれっぽいのと健康に気遣ってる感じがしたので、玄米食に切り替えてダイエットをしたことがある。おかずも和食のお惣菜にして、「これなら健康的な感じでやせられる」と思っていたら、胃腸のトラブルでダイエット自体を断念する羽目になった。よく噛んで食べても、消化で負担がかかりすぎたらしい。今は雑穀米を食べております。おいしいよ、雑穀米。玄米よりも若干、消化しやすいようだし。（48歳・独身）

●ダイエットではないけど、ダイエットになったこと。

職場でいろんな原因が絡まって大混乱になった。こなすべき仕事が終わらず、ランチタイム返上と連日の残業のおかげで1か月した頃、仕事で調整が付いて落ち着いた。しかし1か月間、本当に食うや食わず状態で、望まないダイエットしていたようなもんだったと思う。やせた自覚はなかったけれど、やせたらしい。やつれたというほうが正しいと思う。アレはもう嫌だ。あんなやせ方、絶対によくない。（40歳・既婚者）

２・ダイエットして「わかったこと」は？

●永遠の定番ダイエットで悟ったこと。

50キロ台になったら女終了と思って、定期的に懐かしのリンゴダイエットをしている。考えると、ダイエットと言うよりも「リンゴ断食」だなあ、と最近気が付いて、やめようかなあと思っている。実際、リバウンドしやすくなった気もするので。（42歳・既婚者）

●やはりプロテインは効く。でも欠かせないことがある。

ネットで読んだプロテインダイエットに興味が出てきて、ドラッグストアでお手頃なのを買ってきて試した。結果が体重計にも、鏡にも、服のサイズにも出なかった気がしたが、地味に成功した友人曰く「運動しないと結果出にくいかも」そこで軽い運動（30分ウォーキング）を加えたら、体重が減るというよりサイズが下がった。（45歳・独身）

●置き換えダイエットはうまく利用すると便利かも。

料理が苦手だし、スーパーで買い物する時間もないので、いろんなメーカーの置き換えダイエット食品をあれこれ試してみた。もちろん栄養補助食品なので、外食とできるだけヘルシーなコンビニメニューを主軸にしてやっていた。やせるというより、偏りやすい食事内容を調整している感覚。やせた実感はないけど、便利だし楽だとは思う。外食と言うか宴会シーズンはコレを活用してもイイかな、と思った。ときどき自分の食生活が虚しいと思うことがあったのも事実だけど。（46歳・独身）

●低糖質ダイエットをきっかけに食生活を見直しした。

父が糖尿病なので、そろそろその遺伝が来るかなーと予防の意味も込めて低糖質ダイエットをやってみた。ハマり始めると、コレがカットできる、アレもカットできる、とゲーム的になっていった。結構面白かったけど、あんまり納得する結果が出ない。とはいえ栄養バランスを考え直していくきっかけにはなったからプラスと考える。（47歳・既婚者）