更年期の“異常な出血”、病気でなかった場合のセルフケア法と、体質から整える方法とは?
Q.更年期が原因の経血トラブルへの対処法は?

Photo:O-DAN
違和感があり婦人科を受診したものの、病気が原因ではないケースもあります。
その場合の経血量への対処法を紹介します。
ホルモンバランスを整える
更年期は女性ホルモンの分泌量が乱れやすい時期です。
冷えや血行不良、ストレスなどによる自律神経の乱れでホルモンバランスが崩れることもあるので、注意してください。
- 食事の栄養バランスを見直す
- 腹巻やカイロ、マフラーを使い、からだを冷やさないようにする
- 温度や湿度を一定に保つ
- エアコンの風が直接あたる場所に長時間いないようにする
- シャワーで済ませず、湯船に入り睡眠の質を高める
このような生活習慣の見直しを行ってください。
とくに、家族と生活リズムが違って夜に目が覚めるという人は、寝室を分けるなどの対策も必要です。
また、40~50代になると夜間頻尿に悩む人も少なくはありません。
からだを温めたり、寝る前のアルコールやカフェインを控えたり、むくみをとるマッサージをしたりして対策してください。
漢方薬の服用
経血量の増加に限らず、更年期のトラブルには漢方薬が用いられることも少なくありません。
漢方薬は、症状だけを見るのではなく、体質やライフスタイルも含めて心とからだ全体のバランスを整えることを大切にします。
そのため、「検査では異常がないけれどつらい不調がある」「全体的な不調を改善したい」という人のために選ばれることが多いのです。
<おすすめの漢方薬>
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん):
滞った血流をよくして、女性ホルモンの変動に伴う不調に用いられる漢方薬です。
血行を改善し、血流の悪化による生理痛を改善します。
・当帰芍薬散 (とうきしゃくやくさん):
貧血や水分代謝による、からだの冷えに用いられる漢方薬です。
からだを温め、生理痛や冷え、むくみを改善します。
このような漢方薬は、更年期世代によく処方されています。
ただし、体質に合わないものを選ぶと思わぬ副作用に悩まされる恐れがあるため、専門家に相談しながら選びましょう。
「あんしん漢方」はオンラインで専門家に相談できるため、婦人科やドラッグストアでは相談しにくいという人も使いやすいサービスですよ。
・あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/
出血トラブルの原因を早めに見極めよう

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「この年齢だから、経血量に変化があるのは当然」
「更年期だから、少しの不調くらいあっても我慢しなければならない」
このように考えると、病気を見落とす恐れがあるので大変危険です。
体調に変化を感じたら早めに病院を受診し、専門家のサポートを借りながら安心して毎日を過ごしてくださいね。
<この記事の監修者>
横倉恒雄(よこくらつねお)医師
婦人科・内科・心療内科医
医学博士/医師。横倉クリニック・健康外来サロン(港区芝)院長。東京都済生会中央病院に日本初の「健康外来」を開設。故・日野原重明先生に師事。病名がない不調を訴える患者さんにも常に寄り添った診療を心がけている。著書に『脳疲労に克つ』『心と体が軽くなる本物のダイエット』『今朝の院長の独り言』等がある。クリニックで行っている『しなやか更年期サロン』はオンライン参加もあり、外来では時間がなく聞けない質問等もゆっくり教えてもらえると好評
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