伝統工芸品と優美な花による究極の美の世界! 假屋崎省吾の個展が東京・目黒「百段階段」でスタート
目黒雅叙園内の東京都指定有形文化財「百段階段」にて、華道家・假屋崎省吾の個展、第17回「華道家 假屋崎省吾の世界― 千秋楽 ―」がスタート。假屋崎がデザイン・プロデュースした優美な着物と、秋の草花や実のもの──、そして百段階段ならではの空間美が融合した唯一無二の世界が展開されます。
17年間続いた秋の風物詩が、今年ついにフィナーレ!
昭和初期を代表する絵画に彩られた7つの部屋とそれを繋ぐ99段の長い階段廊下で構成される「百段階段」が、初めて展覧会として開放されたのは、 2000年に開催された同展が初。「百段階段」に描かれている美しい絵画や、匠の技が光る建築の数々に魅了された假屋崎が、文化財の新しい価値を生み出すために始めたのがきっかけだったそうです。以来、17年、秋の風物詩として親しまれ、累計来場者数100 万人を突破した同展がついに今年、その歴史に幕を下ろします。
全国各地の伝統工芸品が、優美な花々とコラボレーション
フィナーレを飾る今回、假屋崎が目を付けたのは「希少となった日本の伝統工芸品」。日本全国を巡る中で、優れた技術を持ちながらも後継者がおらず匠の技が途絶えかけている名品にいくつも出会い、その価値を世の中に伝える機会を作るべく、自身が紡ぎだす美の世界の中で、匠の技に新たな命を吹き込みました。芸術の秋、徳島県美馬の「和傘」や沖縄県の「首里織り」など、全国各地の伝統工芸品が、文化財「百段階段」、そして、優美な花々と華麗なるコラボレーションを果たします。
第17回「華道家 假屋崎省吾の世界 ― 千秋楽 ―」
開催期間:2016 年10月1日(土)~16日(日)
開催場所:目黒雅叙園 東京都指定有形文化財「百段階段」 東京都目黒区下目黒1-8-1
開催時間:10:00~17:00(最終入館 16:30)
入場料:1,200円、前売1,000円
問い合わせ先:03-5434-3140(10:00~18:00)
http://www.megurogajoen.co.jp/event/kariyazaki/index-2016.html
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