#103 40代未満、立ち入り禁止! ウワサの「個室婚活」レポ【40代編集長の婚活記】
20~30代とくらべ、40代の婚活はかなり困難を極めるらしい。OTONA SALONE編集長・アサミ、46歳。婚活を始めて1年11カ月。いまだに誰ともお付き合いすらできないまま。
婚活パーティ、婚活アプリ、知人の紹介などいくつもの婚活をしてきたけれど、次々に玉砕。今度は「個室婚活」というパーティに行ってみることに。立食形式や合コン形式の婚活パーティより真剣度が高い人が多いと聞いたけれど……。これは40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。
「個室婚活」は波乱の幕開け⁉
2歳年下の独女の友Aに誘われて参加した「個室婚活」。
今回の個室婚活は8:8で40代男女が中心。個別ブースで男女1:1が話し、約5分ずつ全員と話すというものだった。
久しぶりの婚活パーティ的なものへの参加だったため、少し緊張していたけれど……。
最初に入ってきた男性・ワイルドさんに
ワイルド「単刀直入に聞くけど、アンタ犬10匹と猫7匹、ウサギ5匹にハムスター5匹と一緒に暮らせる?」
と聞かれ、戸惑いながらも
アサミ「犬も猫もウサギも……嫌いじゃないですけど、そんなにたくさんの面倒が見られるかというと、ちょっと自信がないかもです……」
と答えたところ
ワイルド「あ、そう。じゃいいや。もう聞くことないから他に行くわ」
そう言い残してワイルドさんはあっという間に立ち去っていったのだった……。
ワイルドさんに驚いていると
1人の男性と話すのが5分くらいということにも「ちょっと短いなぁ」と思っていたけれど、ワイルドさんとはほんの1分!あまりの出来事に呆気に取られていたところ
「申し訳ありません! お気を悪くされましたでしょうか?」
……と、スタッフの女性がとても申し訳なさそうに入ってきた。
アサミ「いえ、大丈夫です……。ちょっとびっくりしただけですから」
ワイルドさんの立ち居振る舞いにちょっとイラッとした気持ちがあったけれど、スタッフのかたの丁重な気遣いに冷静さを取り戻した。
ハイ、次、次! 気持ちを切り替えよう。
「個室婚活」2人目のお相手は…
2人目の男性が入ってきた。髪はピッチリ七三分け、カッチリしたスーツを着た男性だった。彼をシチサンさんとしよう。
シチサン「はじめまして。私、△△△株式会社から参りましたシチサンと申します。本日はよろしくお願い申し上げます」
そう言ってから深々と頭を下げるシチサンさん。丁寧に会社名までおっしゃって……。
アサミ「どうぞ、お掛けください」
ん⁉ なんかヘンだよね。でもこの状況、何かデジャヴュだな。最近、似たようなことがあった。
……あ! 就職採用面接だ。少し前にその面接官をやったときに似ている。
いかんいかん、私は面接官ではないし、彼は受験者でもない。ちゃんと婚活トークをせねば!
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