体温を上げるコツは毎日20gの〇〇!医師がすすめる、冷え改善の方法とは?

発電ボディへと導く、毎日20gのしょうがLIFE

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“酢しょうが”などでブームを引き起こしている“しょうが”ですが、古くから“体温を温める”漢方薬として使われ、その効用は多岐にわたります。毎日たくさん食べることで、冷え改善の効果が期待できますが、まずは親指2本分程度の20g程度からでもOK。1年中どこでも手に入る身近な香味野菜で、副作用もほどんどなし。多忙なOTONA SALONE世代でもライフスタイルに取り込める方法をピックアップします。

1.気軽に取り入れたいなら、しょうが紅茶

“紅茶”にすりおろした“しょうが”と“黒砂糖”を入れるだけで完成。利尿作用のある“紅茶”、ビタミン・ミネラルが豊富な“黒砂糖”との相乗効果で冷えた体を温めます。代謝があがり、水分の排泄と脂肪燃焼の効果を高めるので、ダイエット中でも“黒砂糖”を入れるのが特徴です。石原新菜先生は1日3杯のしょうが紅茶が日課だそう。

2.料理をするなら、黒酢しょうが

作り方はシンプル。“しょうが”を皮つきのまま洗い、薄切りにして保存容器に入れ、“しょうが”全体がかかるように“黒酢”を加えて冷蔵庫で1日おくだけで完成します。そのまま食べるのはもちろんですが、炒め物やあえ物に混ぜたり、料理の上にかけるなど、あらゆる食べ物と合わせることができます。“黒酢”は穀物酢の約10倍量のアミノ酸を含み、血流改善効果が期待できます。

3.時間がある時に作ればいつでも使える、蒸ししょうが

蒸して乾燥させることで、生よりも有効成分がパワーアップするばかりか、使い勝手がよく長期保存が可能になる、石原新菜先生がイチオシの方法。

【オーブンで作る蒸ししょうがの作り方】

1.皮付きのまま、たわしなどでよく洗う。

2.1mmの暑さにスライスする。

3.耐熱皿にしょうがが重ならないように並べ、80℃のオーブンで加熱する。茶色に色づき、干からびた感じになったら完成。

4.オーブンからしょうがを取り出して冷ます。

5.保存容器に入れて保存、ミルなどで粉末にして袋に入れて保存する。

粉末状にすれば、いつでもどこでも携帯でき、ビールや日本酒などのアルコールにふりかけたり、外食のおそばなどにふりかけたり、と無理なくしょうがLIFEをを継続できます。

 

「“しょうが”が体にいいことは百も承知だけど、手間がかかる……」と思っている方も、上記のような方法なら気軽に始められるのではないでしょうか?発電ボディになるためには、適度な運動やストレッチ、質のいい睡眠なども合わせて取り入れるのがベスト。健康と美容のために、発電ボディづくり、初めてみてはいかがでしょうか。

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石原新菜(いしはら にいな)

医師、イシハラクリニック副院長。

長崎県生まれ。小学校は2年生までスイスで過ごし、その後、高校卒業まで静岡県伊東市で育つ。
2006年3月帝京大学医学部卒業後、同大学病院の研修医となる。
現在、父、石原結實のクリニックで主に漢方医学、自然療法、食事療法により、種々の病気の治療にあたっている。
また、わかりやすい医学解説と、親しみやすい人柄で人気があり、テレビ、ラジオ、雑誌などで幅広く活動している。
しょうがや冷えについての著書も多数。日本内科学会会員。日本東洋医学会会員、日本温泉気候物理医学会会員。二児の母。

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『しょうがで体温を1度あげる』

定価:1,200円+税

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