40代50代女性の「動悸」はなぜ起こる?検査で異常がなかった場合に、見直すべきこととは
Q.病気じゃないけど動悸が気になるときは?
更年期による自律神経の乱れが原因の「動悸」は、日々のセルフケアで心とからだの土台を整えていきましょう。

Photo:O-DAN
自律神経を整える
自律神経の乱れは更年期の動悸の大きな原因です。まずは呼吸と睡眠を見直すことから始めましょう。ゆったりと吐く呼吸を長めに意識した深呼吸は、興奮した神経を落ち着かせるのに役立ちます。また、就寝前のスマホを控え、毎日なるべく同じ時間に眠ることも大切です。睡眠の質を整えることで、自律神経も安定しやすくなります。
食事内容の見直し
カフェインやアルコールは交感神経を刺激し、動悸を強めることがあります。コーヒーの量を減らす、エナジードリンクを控える、アルコールの回数を見直すなど、できることから調整してみましょう。刺激を減らすだけでも、動悸が落ち着くことがあります。
血流の改善
血流が悪いと、自律神経も乱れやすくなります。激しい運動は必要ないので、軽いウォーキングやストレッチを積極的に取り入れていきましょう。さらに、湯船にゆっくり浸かる時間をつくることでリラックスしやすくなります。
漢方薬
更年期症状の治療では、ホルモン補充療法(HRT)や向精神薬、漢方薬などの選択肢があります。漢方薬は、自律神経や血流、ホルモンバランスの乱れに働きかけることで心とからだ全体のバランスを整える治療法です。そのため、動悸だけでなく、イライラや冷え、ホットフラッシュなど複数の更年期に伴う不調にも同時にアプローチします。さらに、漢方薬は西洋薬と比べると一般的に副作用が少ないとされており、飲むだけなので取り入れやすい点も魅力です。
◆おすすめの漢方薬と注意点は次ページ
この記事は
あんしん漢方 薬剤師
清水 みゆき
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