「隣の席の人が臭い!」芸人・小籔千豊なら、スメハラ問題とどう向き合う?職場の「においトラブル」に実体験からアドバイス

2026.04.18 WORK

人の“におい”がどうしても気になる──そんな悩みを誰にも言えず、ひとり抱え込んでしまうことがあります。

相手を傷つけたくはない、でも毎日ストレスが積み重なっていく。“スメハラ”は主観の差も大きく、「自分が敏感すぎるのか」と迷ってしまうこともあります。

このような“言いづらい悩み”に、芸人・小籔千豊氏が向き合う初のお悩み相談本『愛の小籔大説教』が誕生しました。

自身のこれまでの人生と、10年以上続く観客の悩みに即興で答える人気トークライブ「小籔大説教」での経験をもとに、小学生から60代まで幅広い相談者の質問に愛を持って寄り添っています。

本記事では、その中から「職場のにおい問題」に悩む人への小籔氏のアドバイスをご紹介します。

<<関連記事(前回)「50歳でヒラ社員のまま…」芸人・小籔千豊が喝!有吉、さんま、大谷翔平を例に説く「比べない生き方」 

※本記事は書籍『愛の小籔大説教』(小籔千豊:著/主婦の友社)から一部抜粋・編集したものです

 

【仕事の悩み】隣の席の人がくさい

58歳・女性の相談

会社で隣の席の人がくさいです。お風呂に入っていないとか洗濯していないとか、そんな感じの皮脂系・不潔系+加齢臭系。人事にも相談しましたが難しい問題と片づけられました。こちらはスメハラを受けている立場なのに、何かおかしくないですか?面と向かって言ったら(そんな勇気はありませんが)傷つけることになりますか?

 

小籔さんから「愛の説教」

まずは名指しではなく「皆さんへ」として「スメハラのクレームが入っています」という注意喚起をしてもらっては?それでも改善されなければ直接指摘するのもやむなし、かも。

 

においの許容範囲には個人差があるから難しい

くさい・くさくないはめっちゃ主観ですから、難しいですよね。僕も1回だけ、においに困ったことがあります。

ごはんを食べる番組に出演したとき、食べ物を運んできてくれるスタッフの兄ちゃんがちょっとくさかったんです。そのにおいを1回かいでからごはんを食べて、感想を言わないといけないということがありました。

そのときは一応「おいしいですね」と言いましたけど、食う前にくさいって嫌ですよね。AP(アシスタントプロデューサー)さんに「食べ物を運ぶ人はちゃんとお風呂に入って清潔な服を着る努力はするように、名指しするのではなくて全体に言ってもらえないか」とお願いしました。

APさんからは「ああ、それはそうですね。すいません」と言われましたが、本人に直で言ったことはないんです。本人のためには言ってあげたほうが絶対いいんですけどね。

たとえば、マンションのエレベーター内に「最近、夜間に大きい音を出している人がいるというクレームがありました。皆さん気をつけましょう」みたいな紙が貼ってあることがありますよね。

「何号室の○○さん」と名指しするのではなく、「住民の皆さんへ」と薄めながら全体に伝えている。そんなふうにしてみるのはどうかと、人事の人に言ってみてもいいかもしれません。

「お前、くさいぞ」じゃなくて、「今はスメハラ(スメルハラスメント)というハラスメントがあります。お風呂に入っていない、洗濯していないなどによる体臭があるというクレームが以前からいくつか入っています。ハラスメント対策を行うわが社としては、そういう声にも耳を傾けたいと思いますので、皆さん、お風呂に入る、清潔な服を着るなどを心がけてください。同様のクレームがあと5件寄せられたら、本人に直接メールさせてもらうことがあるかもしれません」という感じで全員に伝えてもらえば、誰も傷つかないと思います。

それで半年、1年経っても改善されないようであれば、会社に「もう無理。私から本人に言うけど、個人のケンカにはさせんといてな。会社側もスメハラを認識しているということだけは保証してくれ」とかけ合うのがいいんじゃないでしょうか。

あとは……自分の席にアロマやディフューザーを置くことを許可してもらうとか? または「席替えします」と言って、その人の席をフロアの奥のほうにしてもらうとか? できることといったら、それくらいでしょうか。

ちなみに僕はドラムをたたくとき、練り香水をつけています。汗ビチャになってにおうのが嫌だから。そのまま帰ると、嫁はんは「香水つけてる」とすぐに気づきます。つけてからだいぶ経っているのに。

体臭とか汗とかは別に嫌がらないけれど、香水のケミカルなにおいはすごく嫌がります。どこまでが「くさい」の許容範囲なのかは個人差があるから、難しい問題だなと思います。

撮影/平間至

 

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著者略歴:小籔 千豊(コヤブ・カズトヨ)
1973年生まれ。大阪府出身。吉本興業所属。お笑いタレント、喜劇俳優、俳優、司会者、ドラマー。吉本新喜劇座員、2006~2022年は座長を務め、関西以外での認知度向上に尽力。テレビバラエティ、ドラマ、映画、ラジオ、情報番組など活動多岐にわたる。バンド「吉本新喜劇ィズ」「ジェニーハイ」のドラム担当。2008年からは音楽とお笑いを融合した音楽イベント「KOYABU SONIC」を主宰。趣味はダーツ、ポーカー、写真、映画鑑賞、『フォートナイト』。2016年からは、悩み相談トークライブ「小籔大説教」を実施。毒舌を交えながら親身に、観客の悩みに説教をする内容が人気を博している。

 

 

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