介護するときに「言ってはいけない」5つのNGワード。「ごめんなさい、すぐ終わりますからね」も実は逆効果だった【医師に聞く】

相手を気遣っていると思いきや、実は不安を煽ってる? 「つい、言ってしまう」5つの【NG】ワード

―――中にはケアする相手を気遣って発したつもりが、逆効果な言葉もあるとか? 

本田:オムツを替えたり、着替えをする時も「ごめんね。じっとしていてね。すぐ終わるからね」と謝りながら行いがちです。いずれの言葉も相手を気遣っているわけですが、実際のところ、そんなつもりはなくても、ネガティブなメッセージとして相手に届いてしまいます。「痛いでしょう?」と言われると、そうは感じていなかったのにだんだんそんな気分になってしまう、というのが典型的です。

 

<5つの【NG】ワード>

●ごめんね……ご本人の意に沿わないことをしていると自覚していると告げている。

●じっとしていてね……動くな、と命令している。

●すぐ終わるからね……心地よいものであれば、すぐ終わる必要はない。

●どっちにする?……認知症の特徴の一つに、選択が難しくなることがあります。一度尋ねてみて、相手が困ってるなと感じたら、もうそれ以上は尋ねずに「こちらにしましょうか」と提案し、YESかNOで返事をもらいます。

●あなたのため……ご本人が理解できない論理を受け入れてもらうことは困難です。理屈ではなく「それが心地よいかどうか」が相手に決めてもらうのに役立ちます。

 

―――「ごめんなさい」「すぐに終わりますからね~」は、私もケアのときには無意識に言ってますね。逆に自分が言われたときを考えると、注射や痛みを伴う処置など「何か嫌なことをされているシチュエーション」と結びつきます。これは、夫や家族にも即共有したいです。

 

▶亡くなった父の話を聞いては泣き出す。どうすれば?

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