#116 40代独女が「久しぶりのデート」で驚いたこと【40代編集長の婚活記】
恋人いない歴9年超の恋愛ご無沙汰女子、OTONA SALONE編集長・アサミ。40代の婚活をスタートさせて2年以上経つも、いまだ恋人すらできず。
どこかで知り合ったであろう謎の男性・ジェントルさんから「お会いさせてください」というメールがきて、ついに会うことになったが……。これは40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。
ジェントルさんと初デート(?)
待ち合わせた場所は、青山にあるカジュアルフレンチ。約束時間の少し前に到着し、通されたのはカウンター席だった。カウンター席ということはビジネスディナーじゃない可能性が高い。メガネさん以来、久しぶりのデートかもと思い始めたら、なんだかドキドキしてきた。
窓の外を眺めながらジェントルさんの到着を待っていたとき。ガラスの向こうから、白っぽいシャツにデニムを履いた、背の高い男性が歩いてきた。
目が合ったと思ったら、小刻みに小さく手を振ってきた。そして「お待たせ~」と言っているように見える。
もしかしてこの男性が、ジェントルさん⁉
手を振ってきた男性の正体
数秒後、その男性は私の横にやってきた。あ、やっぱりジェントルさんなんだ。ジェントル「お待たせしてごめんなさい。ジェントルです」
両手を合わせてゴメンのポーズをとるジェントルさん。この仕草といい、歩いてくるときの感じといい……。思うところはあるが、まずは普通に話をしよう。
アサミ「いえ、私もさっき着いたばかりですから。今日はお声かけありがとうございます。アサミです」
ジェントル「お腹すいてますか? オーダーしましょう。何がいいですか?」
店員さんを呼び、ササッとオーダーをしたジェントルさん。行動にソツがなくてスマートだ。
まずは気になっていた、あのこと
ドリンクが届いて乾杯をし、まずは気になっていたことを尋ねた。アサミ「あの、いきなり大変失礼なことをお伺いしてもいいでしょうか…」
ジェントル「なんでしょうか?」
アサミ「前に…どこでお会いしたのだったでしょうか? あの、名刺いただいていて、お目にかかったはずなんですけど、私のもの忘れが激しくて」
いきなりこんな質問してよかったかしら、と思いながら返事を待った。
ジェントル「気にしないでください。実は僕もちゃんと覚えてなくて。何かのレセプションじゃなかったかな」
スポンサーリンク